こんにちは。
最近の情報処理技術者試験にある項目のようですね。(大昔取ったのですが、当時はここまで明確な指針はなかったと思います。)
情報処理技術者試験対策「モジュール強度とモジュール結合度」がすごく分かりやすいです。
さて、この内容からすると主にプログラムを設計する際の指針ですね。
ですので、他の人が書いたプログラムを見てこの指針を適用するためには、その適用対象全体の構造を設計者と同程度に把握する必要があります。このような指針を適用する必要があるプログラムはそれなりに大規模(少なくとも複数の「モジュール」が存在する)ので、全体を把握する手間は相当なものと思います。
モジュール構造やモジュール間I/Fをきちんと把握し、更にモジュール内をサブ・モジュールに分割するところまで明確にした上で初めて判別可能になります。
従いまして、「実際にプログラムを見て判別することが出来ません。」はごく当たり前かと思います。他の人が書いたプログラムを「見た」程度でできることではないですから。
しかし、その後プログラムの機能を変えずにモジュール構造を再設計し、全体設計から作り直すようなコストをかけることを通常はできません。(機能しているなら、それを使うのが一般的です。)従って、ご希望の作業(既存のプログラムに対してこれらの指針により適合するよう再設計する)を実際に経験した人は稀と思いますよ。
ご自身でプログラム設計する際のモジュール分割の指針として活用しましょう。
個人的にはかなり良い指針のように感じます。
なお、それなりの規模のプログラム設計・開発の経験がないとちょっと厳しいかも知れません。
500ステップ程度だと少々いい加減に作ってもあまり問題はでないので理解し辛いでしょう。5Kステップくらいになってくるとそれなりに考慮しないとメンテナンスし辛いので感覚的にも理解できると思います。
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2018/11/26 05:36
2018/11/26 17:44