TCPの内部実装とは

HTTPやTCP,UDPについて概要を調べていたのですが、ふと疑問が湧きました。

これら低レイヤの内部実装って何で書かれているんだろう

→C言語？アセンブラ？

誰が実装し、管理しているんだろう

→そもそもOSS?それともどこかの企業？

私の理解の前提がズレている気もしたのですが、これらのプロトコルはOSなどとは別の場所にあると思っていました。

ですが、「github tcp」などで検索すると、linux/tcp.c at master · torvalds/linux · GitHubのページなどが出てきました。

ということは、「TCPのAPI」のようなものが用意されているわけではなく、各OSの作者が「決められたTCPの規格」に沿うようにコーディングしているイメージなのでしょうか。

ずいぶん基本的な質問ですが、どなたかご教示願えませんでしょうか。
よろしくおねがいします。

行動規範の内容に同意します

回答3件

ベストアンサー

Linuxであれば、man 7 ip man 7 tcp man 7 ipに情報がありますが、いずれもカーネルの中です。カーネルソースは見てないので、言語は分かりませんが、Cで書けない理由は無さそうなので、速度的や歴史的な理由がなければCだと思います。

ということは、「TCPのAPI」のようなものが用意されているわけではなく、各OSの作者が「決められたTCPの規格」に沿うようにコーディングしているイメージなのでしょうか。

そういうことでしょうが、各OSの作者が開発する際に、他OSでの実装は参考になると思います。

HTTPについては、TCPのさらに上位なので、カーネルの外で、各アプリケーションがTCPソケットを使って実装しています。また、各プログラミング言語がHTTP用のライブラリを提供していたりします。

投稿2018/10/16 03:50

otn

総合スコア84557

TCPなどのプロトコルは、IETFで議論され、RFCと言う形で策定されます。
RFCにはそのプロトコル等が定める「規格」が書かれており、各OSやハードウェア・ソフトウェアメーカー等はそのRFCに準じて開発を行うわけです。
その際、動作のIn/OutがRFCに準じていれば良いので、どのような言語でどのような実装を行うかは開発者各自の自由です。