Q&A
ありがとうございます。
参考にさせていただきます。
会社でテストの品質が悪く、単体テストレベルのバグがお客様の総合テストで数多く発見され、ある一定の品質を保つためにテスト仕様書を作成することになりました。
テスト仕様書のひな形を作成するように言われたのですが、いい例を見つけられずに困っています。
いい例を紹介いただけませんでしょうか？
よろしくお願い致します。
回答4件
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ベストアンサー
まず前置きですが…
yonaさんの仰る通り、（時間が許せば）まずは「品質とは何か」「品質を担保するためにどんな方策があるか」さらには「品質とコストのバランスをどう取るか」といった基礎的な考えをしっかりと復習された方が良いです。
そして、tanatさんが仰るように、分野や業種によってどんな「雛形」が適切かも変わってくるので、具体的な回答を期待するのであれば、それらの情報を示された方が良いと思います。
あと、あまり重要視されないことがありますが、開発プロセス（開発スタイル）もテスト仕様書を含むドキュメント体系に大きな影響を及ぼします。
ここから本論ですが…
（ちょっと語弊があるかもしれませんが）テスト仕様書を作成して「体裁」だけ整えても、品質向上にはそれほど役立ちません。
本来、単体テスト仕様書は、実装工程で不具合を作り込んでしまわぬよう、詳細設計の工程で作成するべきものです。
もちろん、実際には考慮漏れその他のために不具合が混入してしまい、単体テストでバグをあぶり出すことで品質が一定の水準まで向上する訳ですが、単体テストの本来の目的はバグを検出するという消極的なものではなく、実装結果が詳細設計通りであることを担保する（品質を見える化する）ことにあります。
それと、テスト仕様書に限りませんが、作成するドキュメント類は「厳選」して必要最小限に留めるべきです。というのは、今のご時世、仕様変更が常に発生する可能性があり、必要以上に多くのドキュメントを作成するとメンテナンスコストが増大してしまうからです。
特に「単体テスト」レベルのドキュメントは、余程厳重に管理しないと容易に実際のソースと乖離してしまい、品質担保のために役立たないというより、むしろ害を及ぼします。
ですので、（開発プロセス的に事情が許すのであれば）詳細設計書を兼ねてXUnitのような単体テストツールを導入するのが理想です。（ただし、テストのためだけに『後付け』でテストクラスを追加するような使い方ではなく、あくまでも「動く」詳細設計書として「仕様を明確化するため」に作成し、それを単体テストにも「流用」するという運用が正しいです。）
とはいえ、いきなりXUnitのようなツールを導入するのは困難なケースも多いので、テスト仕様書のごく一般的な雛形として、下記をご参考にどうぞ。
単体テスト仕様書の記述度
（単体テストの実際のテンプレートはこちら）
ちょっと検索するといろんな雛形（および品質担保のために工夫している実例）が見つかると思います。
ちなみに、上記の参考ページは、googleで単体テスト 仕様書、連結テスト 仕様書というキーワードで検索し上位にヒットしたものです。
ご自身のプロジェクトにピッタリマッチしないとしても、参考にできるポイントは多々あると思いますので、焦らずにじっくりと取り組んでみてください！
投稿2015/08/24 18:26
総合スコア5936
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IPAが無料で品質管理の書籍を出されております。
他の回答者の皆様がお話しされている事もまとまって
おりますのでご一読ください。
投稿2015/08/24 21:06
総合スコア1768
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2015/08/25 15:31