Arduino 内部プルアップについて

Question

内部プルアップには

pinMode(Pin, INPUT_PULLUP);の10KΩ

と

pinMode(Pin, INPUT); digitalWrite(Pin, HIGH);の20KΩ

の2種類ありますが、この10KΩと20KΩをどう使い分けしているのでしょうか？

また10KΩがよく使われる理由はなんですか？

追記

10KΩ、20KΩについてはこちらに書かれていました。

http://daisuki-arduino.com/arduino-input-output-input_pullup/

http://daisuki-arduino.com/arduino-highlow/

https://garretlab.web.fc2.com/arduino_reference/language/values/constants/constants.html

Comments

[ikadzuchi]

y_waiwaiさんの回答にあるようにこの2つは同一のようで、私も抵抗値が選べるという話は聞いたことが無いのですが、10KΩと20KΩだとするのはどこから得た情報ですか?

Answer 1

10KΩ、20KΩについてはこちらに書かれていました。

見ました。

http://daisuki-arduino.com/arduino-input-output-input_pullup/

こちらのページの内容は誤りです。
リンクされた原文ページを見ると分かりますが、10kΩなのはINPUT_PULLUPの内部プルアップ抵抗の値ではなく、INPUTで内部プルアップを使わない際の外付けのプルアップによく使われる値です。

https://garretlab.web.fc2.com/arduino_reference/language/values/constants/constants.html

こちらのページは正しく訳されています。
「10kΩの抵抗がよく用いられる」のは、「INPUTと設定されたピン」であって「INPUT_PULLUPと設定されたピン 」ではありません。

ですので質問への答えとしては、

2種類ありますが、この10KΩと20KΩをどう使い分けしているのでしょうか？

2種類ありません。どちらも同じ抵抗値(そのサイトの言うには20kΩ)です。使い分けることはできません。
(なお実際にはきっちり20kΩではなく大きな幅がありますし多分電源電圧にも依存します)

Comments

[pepperleaf]

更新日時を見ると、最初の訳文は、原文より、一年以上前みたいです。どこが更新されたかは分かりませんが。

[Alyn]

書き方が違うだけで、やってる中身は同じ内部プルアップ抵抗なんですね。
ありがとうございました！

Answer 2

ATmega328PのデータシートではI/O Pin Pull-up Resistor 20～50kΩと記載されています。
その他のチップでは、違った値になります。
http://idle-spark.blogspot.com/2015/04/arduino-avr-328p-internal-pull-up.html
上記サイトで実際に測定した値(30.9kΩ)が記載してありますが、チップごとのばらつきが
も考慮する必要があります。

正確な値が必要であれば、測定するしかありません。

Comments

[Alyn]

10Kと20Kどういう違いなのですか？
何故抵抗値が違うのでしょうか？

[mappy]

構成する回路の電圧等により抵抗値を選定します。
プルアップ抵抗が低すぎる場合に接点を閉じたときにショート状態に近づき
大電流により破損する可能性があります。
プルアップ抵抗が大きすぎる場合は、入力がHighにならない立ち上がりが鈍る等の影響が出ます。

Answer 3

pinMode 関数のソースを見てみましょう
pinMode()

これを見るとわかりますが、
pinMode(Pin, INPUT_PULLUP);
は、
pinMode(Pin, INPUT); digitalWrite(Pin, HIGH);
と同じことをしていることがわかります

ということで、正解は、
プルアップのモードは一つだけで、双方同じことをしている、ということです。

んで、プルアップ有効にするためには、
pinMode(Pin, INPUT_PULLUP);
のほうが命令一発で済む、という利点がありますね

Comments

[Alyn]

使い分けたりはしないのですか？

[y_waiwai]

使い分けしたいならすればよろしい。無駄なだけだけど