ZendFamework3での日付時刻のバリデーションについて

Question

いい方法がありましたらご教示いただけますでしょうか。
日付日時のバリデータクラスとしてZend\Validator\Date、Zend\I18n\Validator\Datetimeを見つけましたが、

/* Zend\Validator\Date */
$validator = new \Zend\Validator\Date();
$validator->setOptions(['format'=>'Y-m']);
var_dump($validator->isValid('2018-99'));//true

$validator->setOptions(['format'=>'m-d H:i']);
var_dump($validator->isValid('2018-09-99'));//false

$validator->setOptions(['format'=>'m-d H:i']);
var_dump($validator->isValid('09-99 23:59'));//true
````date_create_from_format()`に渡して、`DateTime::getLastErrors()`でエラー・警告がなければtrueを返す仕様らしいのですが、そもそも`date_create_from_format()`自体が不正時に必ずWarningを出す挙動ではないため、値のバリデートができない。


```php
/* Zend\I18n\Validator\Datetime */
$validator = new \Zend\I18n\Validator\DateTime();

$validator->setOptions(['pattern'=>'yyyy-MM']);
var_dump($validator->isValid('2018-09-99 99:99:99'));//true
```patternで『前方一致で』マッチさせ、マッチした箇所だけ値の妥当性チェックを行う仕様
このためpatternにマッチするより長い文字列なら通ってしまい、余った部分は何を書いていても良いという。

Githubのコミット履歴を追ってみたところ、元々はpatternでマッチさせたあと、完全一致であることを判定するロジックが載っていたのですが、マルチバイト文字がある場合に正しく動作せず、4年ほど前に報告された後、修正せずに取っ払ってしまったようです。


両方のバリデータを使えば良さそうなんですが、それ以外に『単独でまともにバリデートができる』クラスってないものでしょうか？

Answer 1

ValidatorChainを試してください。

Comments

[hashikun54]

回答ありがとうござます。
ValidatorChainにZend\Validator\DateとZend\I18n\Validator\Datetimeをそれぞれセットして両方のバリデートを行うということですよね

つまり『単独で書式・値共にバリデートができるクラス』はZendFramework3では提供されていないということでしょうか。