C++Builderでコントロールに「Noto sans CJK JP」フォントを適応する方法

Question

C++Builder XE8 Update1のFiremonkeyを使用してマルチプラットフォームアプリケーションを製作しています。UI製作の過程で共通のフォントを使用できるようにGoogleの「Noto sans CJK JP」をインストールしてLabelなどのコントロールに適応したいのですが、反映されない状態となってしまいます。

Firemonkeyで「Noto sans CJK JP」を使用することはできないのでしょうか。
解決方法をお分かりになられる方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。

補足
環境：
Windows 7 Professional SP1
C++Builder XE8 Update1（ターゲットプラットフォームWin32）

行ったこと：
IDEプロパティよりTLabelのTextSettings->Font->Familyに「Noto Sans CJK JP Thin」を設定→変化無し
「メイリオ」など別のフォントを設定すると反映される

使用できるフォントと「Noto Sans」の目に見える違いは「C:\Windows\Fonts」内のアイコンが「abg」と「あア亜」となっていることで、「あア亜」のものはOpen type、True type問わず使える。

ワードなど別のソフトウェアでは両者とも普通に使用できる。

「Noto Sans」をカスタマイズしてシステムが「abg」から「あア亜」とアイコンを変更するフラグの設定方法などがお分かりになる場合はそちらの方法を教えていただけると幸いです。（Builderも同じフラグ見ていると過程）

Answer 1

完全な解決法でないのですがフォントを反映できましたのでその方法を記します。

IDEよりFontFamilyをコンボボックスで選択しようとすると「Noto Sans CJK JP Thin」や「Noto Sans CJK JP Light」のようにウェイト入りの文字列を選択することができます。ですがこの指定方法ですとTFont内？ではそのようなフォントは無いとして解釈され、別のフォントが割り振られるようです。

解決法としては「Noto Sans CJK JP」とウェイト部分を手動で削除すればフォントの設定ができます。
ですがこの方法ですとウェイトの指定ができず、おそらく「Noto Sans CJK JP Medium」が自動的に選ばれる形となってしまいます。今回は「Noto Sans CJK JP Light」のみを使用したかったのでその他のフォントを削除することで逃げることができました。

KoichiSugiyama様：ご回答内容からそれぞれのウェイトを別のフォントとしてエディタでカスタマイズすれば良いのでは？という考えに至っております。ありがとうございました。

Answer 2

私もあまり詳しくないのですがフォントアイコンの「abg」と「あア亜」の違いはそのフォントのデザイン対象が「日本語」になっているかどうかのようです。確認するためにはフォントを表示した際、エクスプローラの表示を「詳細」にすると情報が表示されるようになります。

C++Builderのフォント設定では、この項目とアプリケーションの言語設定をチェックして、一致していない場合使用できないようになっているのだと推測されます。

「Noto Sans」には日本語フォントも含まれますので、この「デザイン対象」という項目を設定できるフォントエディタなどがあれば、カスタマイズして使用できるのではないでしょうか。

Comments

[cown]

ご回答いただきありがとうございます。

デザイン対象によってアイコン判定していたのですね、私の環境ですとデザイン対象が空欄のものも「あア亜」となっているものがあったため完全なリンクでないのかなと思ってしまいました。フォントインストール時のバグかなにかだったのかもしれません。

お調べいただきありがとうございます。