Promiseの中でthrow new Error()しても.catch出来ない

Question

Promiseでコードを書いています。例外が発生した時の為にcatchを書いて、これで安心だと思っていたのですがcatch出来ないパターンがありました。
以下のキャッチ出来ないパターンで、例外をキャッチしてPromise.catchメソッドに処理を移すにはどうしたらよいでしょうか。
全体をtry{}catch{}で囲むのはできれば避けたいです。

これはcatch出来る。

await new Promise(() => {
  throw new Error("例外テスト");
}).catch(_ => {
  console.log("catch出来た")
});

これがcatch出来ない。

await new Promise(() => {
  setTimeout(_=>{
    throw new Error("例外テスト");
  },1);
}).catch(_ => {
  console.log("catch出来ない")
});

サンプルではsetTimeoutの中でthrowしていますが、実際はnodejsのライブラリでコールバックを指定しています。

Answer 1

reject

Promise の基本的な使い方を、下記リンク先を読んで学ぶ事をお勧めします。

• JavaScript Promiseの本

new Promise((resolve, reject) => {
  setTimeout(() => reject(new Error("例外テスト")), 100);
}).catch(error => {
  console.log(error);
});

try 文

reject と比較して無駄が多いので、お勧めはしません。

(2018/09/16 23:03 編集)
当初、try 文のコードを2つ記載していましたが、一つは期待通りの動作ではない事が発覚した為、削除しました(R.Mizukamiさん、ご指摘ありがとうございます)。

new Promise((resolve, reject) => {
  setTimeout(() => {
    try {
      throw new Error("例外テスト");
    } catch (error) {
      reject(error);
    }
  }, 100);
}).catch(error => {
  console.log(error);
});

しかし、自身で throw したエラーを catch するのは回りくどく、筋が良いとはいえません。
強制終了を意図しているのなら、return 文が適切でしょう。

return reject(new Error);

await 式

await new Promise(() => { // SyntaxError: await is only valid in async function

await は非同期関数でのみ使用可能です。

Re: Fushihara さん

Comments

[R.Mizukami]

try 文の一つ目のコードはエラーをキャッチできなくないですか？

[think49]

To: R.Mizukamiさん
ご指摘ありがとうございます。
仰る通りでしたので、親記事を編集しました。

Answer 2

setTimeoutによって処理順を非同期的にあとまわしにしているからです。
setTimeoutの中身が実行されるときにはすでにPromiseの外側です。