VPSからのsendmailでスパム扱いされないための対策について

Question

PHPのmailコマンドで送信されたメールが高確率でスパム判定されてしまいます。

独自ドメインを管理しているのは別の会社となり、当方はconohaを使いWEBサイトの管理を行っています。
メールサーバー等はドメインを管理している会社の方での管理となり、当方では一切関与出来ません。
conohaのDNSではAレコードとTXTレコードを設定しています。（v=spf1 ip4:弊社サーバのIP -all)
Postfixの設定は一通り行い、ドメインも独自ドメインになるように設定しました。

これにより、わたしの方はgmailや仕事用のメールアドレスに届くようになったのですが、
クライアントのメールアドレス宛には全く届かないということです。迷惑メールにもなっていないとか。

クライアント側のDNSの方でなにか設定をすると良くなるよ、ということはあるのでしょうか。
当方でのDNSの方にはなにか設定が必要でしょうか。

これだけだと情報が少なすぎるかも知れませんが足りない情報があればどんどん補足します。
どうかお力添えをよろしくお願いいたします。

Comments

[Umeeeh]

「クライアントのメールアドレス」と「独自ドメイン」は同じドメインですか？ Postfixの設定内容も 概要でいいので説明追記してもらえると 良いと思います。Postfixは独自ドメインのメールサーバーにリレーしてるのか、Postfixから直接送信してるのかで、だいぶ変わってきますのでそのへんの追記をお願いします。

Answer 1

肝心のPostfixの設定内容が書かれてないので 一般論になってしまいますが、ご参考までに
Postfixが直接送信している場合を想定して書きます。

1. DNS

Postfixが名乗るFQDNの正引き、グローバルIPの逆引きが矛盾がないように登録するのが望ましいです。

1. SPFレコード

受信側のメールサーバは、エンベロープFromアドレスのDNSに、SPFレコードを問い合わせるので、例えば 送信元が [e-mail] の場合は、example.com のDNSに SPFレコードを登録する必要があります。

1. SSLを無効化

SSLv2,v3など古い暗号化を使ってると相手から拒否される場合があります。

1. RBL に登録されてないか確認。

登録されてる場合は RBLフィルタでブロックされてる可能性があるので IPアドレスを替えたほうが良いと思います。
RBLは世界中に沢山あるので RBLの検索サイトなどで調査してみると良いと思います。

1. DKIM

DKIMを使うことでメールの信頼性が上がります。
ただ、あまり普及してないので、必須というわけではなく、モアベターな選択という感じです。

Answer 2

・mailコマンドによる送信ドメインは、SPFレコードに登録済みである

ということであれば、調査の切り分け手順としては

1. 送信サーバのメールログを参照し、送信先ドメインのMXレコードにリレーされているか確認する。
2. [MXへの配送が成功している場合] MXより先の環境で何らかの処理がされているため、送信先ドメインのメール管理者に問い合わせを行う。
3. [MXへの配送が失敗している場合] 発生しているエラーを記載してください。

メールの不達問題については、明確なエラー内容が確認できない場合
送信/受信サーバの管理者に調査依頼を出すのが一番スマートであり、スムーズに解決できます。

[補足]
送信/受信サーバの管理者に調査依頼を出す際には
・送信メールアドレス
・受信メールアドレス
・送信を試みた時間（可能であれば"分"まで)
を伝えると、よりすばやい回答が得られると思います。

Answer 3

AWSやAzureなどのパブリッククラウド上のサーバーから直接メールを送ると、そのIPがブラックリストに載っていることもあるので、SendGridなどを介するよう案内されてますが、同じようなことが起きてるのかもしれないですね。
ただ、ドメイン管理会社が管理のメールサーバーから出ていっているのであれば、そういったことはないと思いますので、メールが相手に届かないんだけど？と原因を調べて貰うのが早い気がします。
メールサーバーは配信不能レポートなりを受け取っていると思いますので。
Postfixはドメイン管理会社のメールサーバーへ中継しているだけですよね？
もしかするとPostfixが何か受けているかもしれませんのでログを見てみると何かあるかもしれませんが。

Answer 4

皆様お礼が遅くなりましたがアドバイスありがとうございます。
結局の所、先方がメールサーバーに非常に強いフィルターをかけているのが原因でした。
現状ではこれ以上の対策ができないため、Sendgridを使用することで解決いたしました。