色々な考え方があるかもしれませんが、本来、「CIツール」って「リリース」のためのツールではなく「開発」コストを下げるためのものだと思います。
つまり、ソースに追加や修正を加える度に、(最低限)ビルドが壊れていないことを保証するためのものです。
また、更に一歩進めて、基本的な仕様のテストが自動化できればビルドプロセスに組み込むことで、ある程度の品質をも自動的に担保できる様になります。
ですから、開発のできるだけ早い時期に組み込めれば、それだけ効果が得られるようになります。
ちなみに、「テストの自動化」というととても敷居が高いように思われがちですし、往々にして「テストのためのコードのメンテナンス」に追われて結果的に上手くいかないという事態に陥りがちですが、テストのためにコードを書いているようでは本当は遅いです。。(現実は厳しくなかなか理想通りには行きませんが)
本来は、詳細設計の一貫として、仕様を明確にする目的でテストコードを書きます。いわゆるテストファーストっていうやつです。
そうすると、コーディング結果が仕様通りかどうかを目で確かめながら開発を進める事ができます。
そして、そのテストコードをそのままビルドプロセスに組み込むことで、CIツールでビルドする際に基本的なテストも一緒に実施出来るようになります。
最初は大変ですが、努力してこのようにすると更に大きなメリット(副産物)が得られます。
つまり、当初から「テスト」を意識して設計するので、モジュールの分割方法も含め「テストしやすい」実装方法になります。言い換えるとデバッグしやすい実装になるということです。
もちろん、開発プロセスは一種の「文化」ですから、いきなり理想通りには行かないとは思いますが、努力しただけの見返りは期待出来ると思います。
ですので、可能な限り早い段階で導入されるように、強くオススメ致します。
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2015/07/29 02:09
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