Xamarin.Forms AndroidにおけるMessagingCenter.Subscribe、MessagingCenter.Unsubscribeの記述箇所

Question

前提・実現したいこと

・Xamarin.Formsで作成したアプリをAndroid上で動かしたいと考えています。
・MessagingCenter.Subscribe、MessagingCenter.Unsubscribeを利用してMVVMに沿ったアプリを構築したいと考えています。
・MessagingCenter.SubscribeをOnAppearing()、MessagingCenter.UnsubscribeをOnDisappearing()に書いています。
・ある程度、重い処理を行います。
⇒すみません。訂正します。上は重要ではありませんでした。

教えてほしいこと

Xamarin.Formsのアプリの処理の間にユーザが別のアプリを起動して、Xamarin.Formsのアプリを一瞬でもバックグラウンドにするとXamarin.Formsのアプリが固まってしまいます。

これはバックグラウンドにした際にOnDisappearing()が呼ばれてViewのメッセージの受信待機が終わったタイミングの最中に処理の終わったViewModelから処理後の画面遷移などのメッセージが流れて、Viewは遷移のメッセージを受信できず無視されたためと考えています。

OnDisappearing()に「メッセージの受信をやめる」を書いていたため、一瞬でもほかのアプリを起動しただけで固まる可能性のあるアプリになっているので、「メッセージの受信を開始する」と「メッセージの受信をやめる」をどこに書けば良いか悩んでいます。

Xamarin.FormsのPageのライフサイクル上、MessagingCenter.SubscribeとMessagingCenter.Unsubscribeをどこに書くのが良いでしょうか。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

「バックグラウンドにいるアプリが "重たい処理" を行い、その終了後に適切な動作をする」
ことを期待しているのでしたら、それは Android アプリの仕様上難しいでしょう。

Android OS はフォアグラウンドのアプリを快適に動作させるために、バックグラウンドのアプリを破棄する事があります。
バックグラウンドにいるアプリは、いつシステムメモリから破棄されてもおかしくない前提になります。
また、バッテリー節約のために、バックグラウンドのアプリは動作が制限される傾向にあります。

• バックグラウンド実行制限  |  Android Developers

このような制約を回避して重たい・時間のかかる処理を行わせるには一般的には Android Framework の Service を使います。

• サービス｜Android Developers
• Xamarin.Android　サービス - SIN@SAPPOROWORKSの覚書

最近では JobScheduler や WorkManager という機能も登場しています(WorkManager はまだ Xamarin.Android では使用できないでしょう)。

• I/O 2018 Codelabs で WorkManager を学習したメモ - Qiita

なので、重たい処理は Service に(非同期で)行わせて、画面は Service からの終了通知を待つ、ということが必要です。
Service の処理が終わった時点で、画面(≒アプリ)は前述のように破棄されていることも考慮しなければなりません。

尚、これらは Xamarin.Forms ではなく、Android SDK の話なので、少なくとも Xamarin.Android を使用する必要があります。

Comments

[Jirobe]

ご回答ありがとうございます。
バックグラウンド処理の際は気を付ける点が多いんですね。
ありがとうございます。参考にさせていただきます。