必要なことは、
①コンピュータサイエンス系の学部卒までの数学レベルか、
②今後出会っていく数学のうち、関係ありそうだと思ったら怠けることなく積極的に勉強して理解する姿勢です。
学ばなければならないことは絶望するほど多く、一気にやろうとすると学部からやり直す意気込みがないと無理です。
「ここまで勉強すればいいや」、という安心感を求めることなく、「わからなくてしょうがないから勉強するか」程度の諦観が必要です。
定積分を時間内に解くことは全く必要とされませんが、
微分(関数合成まで)、集合・確率、漸化式、テンソル(ベクトルのめんどいやつ)などは必要になります。
幾何はわかると直感的な理解が可能な場合があります。
高校数学はそこで終わって、
確率論・統計学、最適化手法が効いてきます。
確率論・統計学は特に概念が大事です。母関数、分散、条件付き確率などが何のためにあるのかを知る必要があります。
最適化手法は、ニュートン法から始まって、共役勾配法までは慣れておくと、L1系の正規化とニューラルネットワークの最適化がさっぱりという状況から抜け出せます。
結局、道のりは遠いので、しばらくは学ぶことが絶えないことを覚悟すれば良いのではないでしょうか?
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2018/06/18 13:25
2018/06/18 21:34