Excel VBAの再帰処理上限について

Question

Excel VBA で再帰的な処理を行った際の上限は決まっているのでしょうか。

Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
 Target.Value = Target.Value + 1
End Sub

例えばこんなコードを実行してセルに1と入力すると52になるため、51回実行されているように見えます。

Answer 1

「スタックオーバーフロー」とエラーになりませんでしょうか？

仕様の上限は無いですが、
処理中の状態を覚えておかないといけないので、
その分のメモリが消費され続けていき、
無限ループの途中で上記エラーになる、
という感じだったと思います。

提示のコードだと、引数の「ByVal Target As Range」がメモリにストックされ続けるので、
ひょっとしたら、ByRef にすればもっと処理されるようになるかもです。

Comments

[entry4code]

エラーにはなりませんでした。
以前はたしかにオーバーフローになったと思うのですが、バージョンによるのかもしれません。

[ttyp03]

再帰処理ではないので、メモリの消費はかわらないと思います。

[ExcelVBAer]

チェンジイベントの話だったんですね~　見落としてました汗

Answer 2

当方の環境(Windows7+Excel2013)では95までカウントされました。
ちなみにこの手の処理は再帰ではなくイベントの連鎖と呼ばれるものです。
再帰は自分自身を呼び出す処理を指します。
このイベントの連鎖の上限回数が決まっているのかはわかりませんでしたが、「vba イベント 連鎖 何回」でググッたら書籍のプレビューにたどり着きました。
この解説によると、

Excelのバージョンなど環境によって異なります。

とのことです。
少なくともある程度の上限はありそうです。

Comments

[entry4code]

ありがとうございます。
バージョンによって異なるのですね。