大量のDELETEについて(Oracle)

Question

OracleでのDELETEについて教えて下さい。

あるテーブルのパージを検討しており、大量のDELETEを発行する予定です。

このテーブルは昼夜問わず、大量にINSERTされています。
DELETE発行についてはINSERTを避けた方がいいのでしょうか？

DELETE時に表ロックがされなければDB負荷は別としてINSERTに影響はないように思うのですが、
注意・考慮すべき点がありましたら教えて下さい。

Answer 1

大量のDELETEって何件くらいのDELETEを想定していますか？TABLESPACEやUNDOがパンクしなければ問題ないとは思います。
表領域の使用率（グラフ表示）
差支えない範囲でCREATE TABLE, CREATE INDEX, DELETE文を提示できますか？

Oracle Enterprise EditionでOracle Partitioning を購入していれば、PARTITION毎にTRUNCATEすることでUNDOを作らないので速攻で削除できます。

なお、Oracle10g以降テーブルはWindowsのゴミ箱に相当する機能が追加され、
テーブルがゴミ箱に入れられる
DROP TABLE ... ;
テーブルがゴミ箱に入れられず、直接DROPされる
DROP TABLE ... PURGE ;
が追加されました。

パージって誤解され易いのであまり使わない方が良いです。

Answer 2

9i以前の経験ですが、夜間のDelete中にIndexがUnusableになって処理が止まったことがトラウマです。
現在12c(SE)を使っていますが、大きい表(100列最大7000万行)には夜間Delete/Insert前後でIndexをDropして処理が終わったらCreateIndexしています。
EEでパーティションを使えるならば、活用するのが賢いと思います。

Deleteする件数によっては一時表領域のパンクも気を付けたほうが良いと思います。

Answer 3

DELETE時に表ロックがされなければDB負荷は別としてINSERTに影響はないように思うのですが、
注意・考慮すべき点がありましたら教えて下さい。

insertする為にそのテーブルにselect（例えば、キーの最大値を求めたり、insertではなくupdateするかどうかの判断とか）を行っていなければ影響は無いかと思いますが、それでもinsertとdeleteのタイミングはずらした方が良いかと思います。

大量のデータということなので、共にバッチ的なものなのではないでしょうか。
排他用のテーブルを作成し、各々の処理でそのテーブルに、select for updateすれば、
どちらかの後続処理は、処理を待ち合わせることができます。