forの省略と思われるものの、原型を知りたいです。

Question

格納されたリストの数だけ表が増えます。
JdbcBeanにリスト化されてそれぞれの情報が保存されています。

このfor (JdbcBean jbean : list)は
リストがあればループするのはなんとなく分かるのですが、
変数??と思われるjbean含めて理解がちょっと浅いので解説を頂きたいです。

よろしくお願いします。

<div id="main">
				<table class="maintable" border="1" align="center">


					<tr>
						<th>ID</th>
						<th>コース</th>
						<th>氏名</th>
						<th>住所</th>
						<th>電話番号</th>
						<th>生年月日</th>
						<th>登録日時</th>
					</tr>
					<%
						List<JdbcBean> list = (ArrayList<JdbcBean>) session
								.getAttribute("JDBCBEAN_LIST");
					%>
					<%
						for (JdbcBean jbean : list) {
					%>
					<tr>
						<!-- ID -->
						<td><%=jbean.getId()%></td>
						<!-- コース名 -->
						<td><%=jbean.getCourseName()%></td>
						<!-- 氏名 -->
						<td><%=jbean.getName()%></td>
						<!-- 住所 -->
						<td><%=jbean.getAdress()%></td>
						<!-- 電話番号 -->
						<td><%=jbean.getPhone()%></td>
						<!-- 生年月日 -->
						<td><%=jbean.getBirthday()%></td>
						<!-- 登録日時 -->
						<td><%=jbean.getUpdateDay()%></td>
					</tr>
					<%
						}
					%>

Answer 1

for (JdbcBean jbean : list) {
☆処理
}

この for文 の書き方は一般的に「拡張for文」と言われています。
Javaですと、jdk1.5 で初登場した書き方です。

for(【繰り返す対象の型】 【for文の中で繰り返しの変数名】:【繰り返して中身を取り出したいオブジェクト】){
のかたちで表記します。

ご質問では、
for (JdbcBean jbean : list) {
となっていますので、
繰り返す対象の型：JdbcBean
for文の中で繰り返しの変数名：jbean
繰り返して中身を取り出したいオブジェクト：list
です。

list から JdbcBean型の1つ目を取り出して、jbeanという名称で取りだしたオブジェクトを扱える状態でfor文を一周します。
次の周は、JdbcBean型の2つ目を取り出して、jbeanという名称で取りだしたオブジェクトを扱える状態でfor文を一周します。
listの中身を最後まで見たら、そのfor文自体を抜けます。（そこは通常のfor文と同じニュアンスで捉えて大丈夫です）

Answer 2

拡張for文のところだけ抜粋してご説明します。

たとえば、文字列のArrayList(ArrayList<String>)を使って

// import java.util.*;

ArrayList<String> a = new ArrayList<>();
Collections.addAll(a, "aaa", "bbb", "ccc");

for (String s : a) {
    System.out.println(s);
}

のようなコード書いてコンパイルすると、バイトコード上では、
細かいところはコンパイラーによって異なる可能性はありますが、
だいたいこんなコードに変換されます。

// import java.util.*;

ArrayList<String> a = new ArrayList<>();
Collections.addAll(a, "aaa", "bbb", "ccc");

Iterator<String> it = a.iterator();
while (it.hasNext()) {
    String s = it.next();
    System.out.println(s);
}

Answer 3

list には、この行の前にある

List<JdbcBean> list = (ArrayList<JdbcBean>) session
.getAttribute("JDBCBEAN_LIST");
この処理で "JDBCBEAN_LIST" というキーに紐付く ArrayList<JdbcBean> を取り出したものが

格納されていることが分かります。

そうすると、listの中身が JdbcBeanであるとで分かるので、
JdbcBean型の変数 jbean を用意しています。
※ この変数はだたの入れ物で、変数名は jb とか自分の好きなもので構わないです。

for文のところでは

list配列から１つ要素を取り出し、jbeanに代入し、<tr>～</tr>を書き出す処理を実行

これをlist配列の要素分繰り返しています。

原型･･･といわれると合っているか微妙ですが、

for (初期化式; 条件式; 変化式)の形だと、

for(int i = 0; i > list.size(); i++ ){
 JdbcBean jbean = (jbean)list.get(i);
 
　　～<tr>タグ書き出し処理～

}

になります。