Google APIは、かつてはAndroid SDKのパッケージとして提供されているAndroid SupportGoogle Repositoryに含まれていて、PCローカルにインストールしてそれを参照する形を採っていました。しかし、リビジョン11.2から方針を転換して、ネットワーク上のMavenリポジトリーから取得する方法に変更されました。(Android Support Libraryも同様です)
Android StudioでGoogleが提供するMavenリポジトリーを参照するためには、Android Studio 2.3.3以前と3.0以降で対応が異なります。
Mavenリポジトリーの場所はbuild.gradle (Project: xxx) (xxxはプロジェクト名)に記述しますが、3.0以降で作成したプロジェクトであれば特に何もする必要はありません。2.3.3以前で作成したプロジェクトならば、
gradle
1allprojects {
2 repositories {
3 jcenter()
4 maven { url 'https://maven.google.com/' }
5 }
6}
のようにURLを追記します。ここまで2.3.3以前のみの準備作業。
利用するGoogle APIのライブラリーはbuild.gradle (Module: app) に記述します(こちらは共通)。Google Maps APIであれば、
gradle
1dependencies {
2 // 中略
3
4 compile 'com.google.android.gms:play-services-maps:11.8.0'
5}
のように追記します(今日現在の最新版は11.8.0)。なお、Android Studio 3.0で採用されているGradle 4.1では、compileに代わってimplementationを用いることが推奨されていますが、今のところはどちらでも動きます。
(公式資料)
Set Up Google Play Services - Google APIs for Android
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(12/25 23:25 訂正)
質問クローズ後ですが、Google APIが含まれるパッケージはAndroid Support RepositoryではなくGoogle Repositoryでした。訂正します。