rmコマンドは権限が足りていない空ディレクトリを消せる？

Question

rootで権限が645のディレクトリを作成しました。
そのディレクトリを、別ユーザで
rm -rf [ディレクトリパス]
を実行すると、空ディレクトリ の場合は削除できてしまいます。

また、このディレクトリに何かファイルを入れた場合
別ユーザでは削除できなくなります。
(権限を777にしても同様)

この動作は仕様ですか？
空ディレクトリでも、権限が足りないと削除できないと思っていたのですが…
それとも何か別要因がありそう？

よろしくお願いします。

Answer 1

この動作は仕様ですか？

仕様です。

空ディレクトリでも、権限が足りないと削除できないと思っていたのですが…

/foo/bar の bar を削除するときに、bar のパーミッションは無関係です。
Unix/Linuxにおいて、bar の削除というのは、それが置かれている /foo に書き込まれているその bar のエントリー項目を削除すると言うことなので、/foo の実行・書き込み権限があれば出来ます。
(rmコマンドで削除する場合はさらに読み取り権限も必要）
bar 自体を変更するわけじゃ無いので bar の書き込み権限は不要なわけです。

/foo/bar/baz で、rm -f bar するときは、まず baz を削除するので、bar に対する権限も必要です。

Answer 2

ディレクトリ(ファイルも)を削除場合、パーミッションは.(カレントディレクトリ)に対する操作になりますよ。

Answer 3

ディレクトリのパーミッションではなく、「ディレクトリのあるディレクトリのパーミッション」じゃないかと思います。多分。確認はしてません…。

Comments

[takotakot]

質問から15分程度でこの回答を書いて、マイナス評価を頂く理由が分かりません。たしかに、未確認で書きましたが…本質的には正当です。どなたかこれを見て、理由が分かりそうな方、教えて下さい。今後、この場で回答するときの参考にします。