Javaのpackageのエラー解消方法を教えてください。

Question

実現したいこと

同じクラス名のメゾットがあるので、packageを宣言したいのですが、なぜエラーになるのかわかりません。

発生している問題・分からないこと

コンパイルエラーが発生します。

エラーメッセージ

【VSCodeのコード】
';'がありません(errors(1): 1:1-1:39)
The declared package "Java完全入門.練習データ.chapter05.復習" does not match the expected package ""Java(536871240)
package Java完全入門.練習データ


【コンパイル時のターミナル】
Equal.java:1: エラー: ';'がありません
package Java完全入門.練習データ.chapter05.復習.3;
                                   ^
エラー1個

該当のソースコード

package Java完全入門.練習データ.chapter05.復習.3;

public class Equal {
    public static void main(String[] args) {
        
        // 変数a,bを初期化
        int a=123, b=456;

        // a,bを等価演算子で比較し、結果をtrue,falseで出力
        System.out.println(a==b);
        System.out.println(a!=b);

    }
}

試したこと・調べたこと

• teratailやGoogle等で検索した
• ソースコードを自分なりに変更した
• 知人に聞いた
• その他

上記の詳細・結果

・packageはJavaファイルの先頭に記述します。
・最上位階層のフォルダ名から順に「.」(ピリオド)を使って連結します。
・パッケージ名の後には「;」(セミコロン)を記述します。
ということがわかり、その通りにしていると思うのですが、エラーになってしまいます。

補足

特になし

Answer 1

VSCode でJavaプロジェクトを作成せずに「chapter05」というフォルダを直接開いた状態だと思うのですが
そうすると、いわゆるソースフォルダ無しに「復習」というフォルダがパッケージのルート扱いになっているはずです。

つまり 復習.3.Equal がクラスの完全修飾名となりパッケージ宣言は package 復習.3; が正しい……のですが
javaの有効な識別子として、数字を先頭に用いることは出来ません（ので、エラーとして 『".3" を消せ』とか出ています）。

解決策の例（いずれか）

1. package 復習.好きなテキスト3; にしてフォルダもリネームする
2. package 復習03; にして section03 とかと似たような配置にする

コマンドについて追記 2024/12/09 09:00

javacコマンドによるコンパイル時には、ファイルを対象にするので 復習\Q3\Equal.java のように 「\区切り」で「ファイルの拡張子も指定する」、今の方法で正しいです。

一方javaコマンドによる実行時には、ファイルではなくパッケージ名を含めた完全修飾クラス名を指定します。
こちらはソースコード中に登場するように、「ドット . 区切り」で「拡張子も存在しない」です。
つまり正しいコマンドは java 復習.Q3.Equal となります。

Comments

[JavaScript]

回答ありがとうございます。試してみましたが解決できませんでした。

package 復習.Q3;
にして、コードのエラーは無くなってコンパイルはできたのですが、クラスメゾットを実行できません。
【ターミナルの記述】※\はバックスラッシュです。
PS D:\Java完全入門\練習データ\chapter05> javac 復習\Q3\Equal.java
PS D:\Java完全入門\練習データ\chapter05> java 復習\Q3\Equal
エラー: メイン・クラス復習\Q3\Equalを検出およびロードできませんでした
原因: java.lang.NoClassDefFoundError: 復習\Q3\Equal (wrong name: 復習/Q3/Equal)

この場合どの辺りに原因がありそうでしょうか？

[pecmm]

これは余談なのですが
おそらくJava関連の拡張機能を入れてVSCodeを使用していると思われるので
IDEの入力支援やクイック修正といった機能を積極的に使っていくと学習効率が上がるんじゃないかなと。

クイック修正のやり方
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修正前コード（質問提示）でエディタ内のエラー箇所が赤線表示されていますが
そこにマウスカーソルを合わせると、エラーの詳細がダイアログ表示されます。

このダイアログの下部にある『Quick Fix...(Ctrl+.)』をクリックすると、
修正候補が表示されます（多分、パッケージを修正するかファイル移動の2つ）。
どれを選択しても、自動で正しい修正がなされます。

----
もしくは、画面左側の「エクスプローラー」ビューでjavaファイルをドラッグ＆ドロップで移動させる際の修正提案を受け入れるとか
そもそも「New Java File」でクラスを作成するなどすれば
IDEが最初から正しいパッケージ・ファイル構成で扱ってくれるので、プログラマは細かいことを気にせずに済みます。
特に初学者であれば、IDEに正解を教えてもらいながら学習することができるわけです。

ある程度理解が進んできて、敢えてコマンドを自力で叩けるように……という段階でなければ
積極的にIDEの支援を活用するのが良いと個人的に考えます。

[JavaScript]

回答ありがとうございます。
追記の方法で実行したところ問題が解決しました！

クイック修正の方法についても教えてくださりありがとうございます、プログラミング初学者なのですごく助かります！
IDEの活用方法についても学んでいこうと思います！

ベストアンサーに選ばせていただきました。

Answer 2

「なぜエラーが起きるのか」に対する明確な回答はできません
VSCodeはIDEではないのでコードを完全に正確には解析できません
文法が正しくても警告を出すことがあるので参考程度に留めましょう

本題ですが、Javaにおけるパッケージというのは、ルートディレクトリから見たフォルダの階層を指します

package Java完全入門.練習データ.chapter05.復習.3;

であれば、Java完全入門というフォルダの属するフォルダがルートディレクトリです
パッケージはこのルートから目的のフォルダまでのパスを表します

このルートディレクトリをコンパイラに通知するには、クラスパスを指定します
クラスパスのオプションは-cpです

javac ファイル名.java -cp ルートディレクトリ

ファイル名及びルートディレクトリまでのパスは相対または絶対パスを使用します
相対パスを用いる場合はjavacを実行しようとしているフォルダを出発点としたパスを指定しましょう

Comments

[JavaScript]

回答ありがとうございます。
ベストアンサーは別の方を選ばせていただきましたが、こちらの回答も非常に参考になりました！

Answer 3

java のパッケージはファイルシステムのフォルダ/ディレクトリ構造とリンクしています。
具体的には、 "Java完全入門.練習データ.chapter05.復習.3" パッケージに属する "Equal" クラスは、 "Java完全入門/練習データ/chapter05/復習/3" フォルダ/ディレクトリ内の "Equals.java" ファイルに記述されていなければなりません。
そして、ここからが間違え易いのですが、コンパイル時等は "そのパッケージのフォルダがあるフォルダ/ディレクトリで" 行わなければなりません。
D ドライブ直下に Java完全入門\練習データ\chapter05\復習\3 フォルダを作りその中に Equal.java を作ったのであれば、
D:\ をカレントディレクトリとした上で javac Java完全入門\練習データ\chapter05\復習\3\Equal.java とする必要があり、当然実行も java Java完全入門.練習データ.chapter05.復習.3.Equal とすることになります。

Comments

[JavaScript]

回答ありがとうございます。試してみましたが解決できませんでした。

EqualクラスはEqual.javaの中に記述されています。
また、下記のようにコンパイルしたのですが、同様のエラーが発生してしまいました。
PS D:\> javac Java完全入門\練習データ\chapter05\復習\3\Equal.java
(\はバックスラッシュです)

この場合どの辺りに原因がありそうでしょうか？

[jimbe]

失礼しました。
pecmmさん回答の

>javaの有効な識別子として、数字を先頭に用いることは出来ません（ので、エラーとして 『".3" を消せ』とか出ています）。

という指摘が当たりそうです。(実際に試しての確認はしていません。)

[JavaScript]

ありがとうございます！