[SwiftUI]クロージャのエラーについて

Question

FirebaseAuthのリスナーを使ってホーム画面とログイン画面の切り替えをしたいと思っており、以下のようにメソッドを定義しています。

mutating func listener(){
    handle = Auth.auth().addStateDidChangeListener { auth, user in
        if Auth.auth().currentUser != nil {
            self.isSignedIn = true
        } else {
            self.isSignedIn = false
        }
    }
}

エラー文です
・Escaping closure captures mutating 'self' parameter
直訳すると「クロージャをエスケープすると、「self」パラメータの変化がキャプチャされる」となると思うのですが、何を言っているのかよくわかりません。クロージャのescapingやキャプチャに関しては理解しているつもりです。エラー文を噛み砕いてご教授いただけると幸いです。

Answer 1

@escapingが指定された引数としての関数は呼び出される関数の中以外で呼び出される可能性があります。

func hoge(_ f: @escaping () -> ()) { ... }

例えば上のhoge関数に与える関数fはhoge関数の中以外の場所で呼び出される可能性があります。

つまりたとえmutating関数の中であっても、@escaping指定のある関数の内部でプロパティを変更するとmutating関数以外の場所でプロパティが変更されしまう可能性が生じます。

それは許可されていない動作のためコンパイラは提示のエラーを発生させます。

Answer 2

(機械翻訳)
selfを参照するエスケープクロージャは、selfがクラスのインスタンスを参照している場合、特別な配慮が必要です。selfをエスケープクロージャで捕捉すると、誤って強い参照サイクルを作りやすくなる。参照サイクルについては、自動参照カウントを参照してください。

通常、クロージャは変数をクロージャの本体で使用することによって暗黙的に捕捉しますが、この場合は明示的にする必要があります。selfをキャプチャしたい場合は、使用時に明示的にselfを記述するか、クロージャのキャプチャリストにselfを含めます。selfを明示的に書くことで、自分の意図を伝えることができるし、参照サイクルがないことを確認することを思い出す。例えば、以下のコードでは、someFunctionWithEscapingClosure(:)に渡されたクロージャは、明示的にselfを参照しています。これに対して、someFunctionWithNonescapingClosure(:)に渡されたクロージャはノンエスケープクロージャであり、暗黙的にselfを参照できることを意味します。

https://docs.swift.org/swift-book/LanguageGuide/Closures.html#ID546