laravel ドメイン駆動設計の際のルートパラメータについて

Question

前提

laravelを始めて1年くらい経ちます。
ドメイン駆動設計というのを聞いて、
EloquentモデルをviewやControllerで使い回さない設計方法をしたいです。

laravelで通常開発を行う場合、/student/{student}/addなどと記載して、
コントローラーのメソッドに以下のように記載すれば良いかと思います。
public function show(Student $student)
{
///////
return view('student.add', compact('student'));
}

実現したいこと

これをモデル以外のデータをルートパラメータに追加するにはどのようにすれば良いでしょうか？
また、例えば、Entitiy/Studentをパラメータに取り扱う場合はそもそもEloquentモデルではないので、パラメータに追加はできないのでしょうか？（試して見たところ使えませんでした。）

もしそうでない場合以下のことで困っております。

/student/{id}/addなどとして、コントローラーは以下のようにする

public function show($id)
{
//idからStudentEntitiyを引っ張るuseCaseを呼び出す。
}

ただ、その場合はですが、わざわざこのために
useCase、それに紐づくRepository、Interfaceを作成するのはコストがかかるかなと思います。

ですが、このようにルートパラメータを使用するケースは多くあると思いますが、
このようなケースの場合どのようにすれば良いのでしょうか？

ドメイン駆動設計と書いてありますが、EloquentモデルをDTOの形にして、
ルートパラメータで取り扱う方法を知りたいです。

稚拙な内容ですがご回答よろしくお願いいたします。

Answer 1

Eloquentモデルでないのでルートパラメータに追加することはできませんが、以下のようにすればビューにEntityを渡すことはできます。

Route::view('/student/add', 'student.add', ['student' => StudentEntitiy']);

https://readouble.com/laravel/8.x/ja/routing.html#view-routes

Comments

[Yoshiaki_Miyata]

ありがとうございます。
調べてみるとパラメータ周りは色々とできることがありそうなので、勉強してみます！

Answer 2

Eloquentモデルだとパラメタ名に対応するコントローラのパラメタの型からモデルのクラス名を求めてfindする、みたいな感じに暗黙的に処理してくれるのですが、そうでない場合は明示的に指示してやる必要があります。
その方法はマニュアルの結合解決ロジックのカスタマイズに書いてあります。

例えば
\App\Providers\RouteServiceProvider::bootに以下の記述を追加

    public function boot()
    {
        Route::bind('foo', function (string $value): Foo {
            return new Foo((int)$value);
        });

routes/web.phpに以下のルートを追加

Route::get('/foo/{foo}', function (Foo $foo) {
    return response()->json(['foo' => $foo->n]);
});

Fooクラス(Eloquentモデルとは何の関係もないただのクラスです):

<?php

namespace App\Entity;

class Foo
{
    public function __construct(public int $n) {}
}

FooTest:

<?php
namespace Tests\Feature;

use Tests\TestCase;

class FooTest extends TestCase
{
    public function testFoo(): void
    {
        $response = $this->get('/foo/1');
        $response->assertJson(['foo' => 1]);
    }
}

Comments

[Yoshiaki_Miyata]

ご丁寧にありがとうございます。
改めて、バインドの便利性を再確認できました！