Docker Desktopは、CPUの差異を吸収しないのでしょうか？

Question

いつもお世話になっております。
Docker Desktopを触り始めたばかりです。
非常に基本的な事ですが、教えてください。

当方の環境は、Mac M1なので、下記から、Apple Chip用のDocker DesktopをDownload（DL）して、設定しました。
https://www.docker.com/products/docker-desktop/

その後、Docker Hubで、Dockerイメージを探していると、Intel用とかARM用とかCPU別に、Dockerイメージが公開されているのを発見しました。（因みに、Mac M1でDockerを使う場合は、ARM用イメージを使う必要がある様です。）

＜質問１＞　
CPUとかのアーキティクチャーの差異は、Docker Desktopで吸収すると理解しておりましたが、違うのでしょうか？

＜質問２＞
もしCPUの差異をDecker Desktopが吸収するのならば、Dockerイメージが、ARM用とかインテル用とかに分類されているのは、辻褄が合わないのではないですか？
（もしかしたらですが、「Docker Desktopで完璧にアーキテクチャーの差異を吸収するのが本来の姿であるが、Docker Desktopが、現時点でそこまで進化していない。従って、現時点では、CPU毎に、Dockerイメージがリリースされている。」と言う事なのでしょうか？）

基本的な事だと思いますが、教えていただきたく。
よろしくお願いします。

Answer 1

CPUとかのアーキティクチャーの差異は、Docker Desktopで吸収すると理解しておりましたが、

吸収しません

Docker Desktop 概要 | Docker ドキュメント
そのようなことは書いてませんね

Comments

[yujin1202]

なるほど。そういう事ですか。。
そういった事でしたら、下記の記載も腹にストンと落ちます。
ありがとうございます。
ただ、そうなると、移植性と言う面で、ハイパーバイザー上で動く仮想マシンに劣りませんか？

https://knowledge.sakura.ad.jp/13265/
>仮想マシンでは、ホストマシン上でハイパーバイザを利用しゲストOSを動かし、その上でミドルウェアなどを動かします。それに対し、コンテナはホストマシンのカーネルを利用し、プロセスやユーザなどを隔離することで、あたかも別のマシンが動いているかのように動かすことができます。

[y_waiwai]

移植性はおっしゃる通り劣りますが、実行効率はDockerのほうがいいです
仮想マシンではカーネルも仮想上でエミュレートされますが、Dockerではそのオーバーヘッドがあまりありません

[yujin1202]

ありがとうございました。クリアです。