IP Fragmentationを無効化する方法
Ciscoの設定でIP Fragmentationを無効化する直接的な設定は、私も検索しましたが見つかりませんでした。
ただ実機がないので試せていませんが、ACLで防ぐ方法はあるようです。
IP Fragmentationはデフォルトで有効か
無効化する方法もないので、デフォルトで有効だと思います。
お手元の機器でIP Fragmentationが実際に動作するかは別途確認すると良いと思います。
IP Fragmentationの動作確認方法
ルータの外部機器から、MTUよりも大きなパケットをpingで送ってみてはいかがでしょうか。
試す際は、ルータ自身ではなく、ルータの外部機器からpingを送ってください。
ルータ自身でpingを実行すると通信を流すことなくpingが完結してしまうため、IP Fragmentationとは関係なく通信が成立してしまいます。
pingコマンドの仕様はWindowsとLinuxでそれぞれ異なりますが、それぞれこんな感じです。
- Windows:
ping -l BYTES
- Linux:
ping -s BYTES
pingのサイズを大きくしても疎通できれば、IP Fragmentationが有効であるということです。
更に確証を得たければ、以下の方法もご検討ください。
- パケットキャプチャしてFragment化されたパケットを観測する
- オプションを指定してDF bit (IP Fragmentationを禁止し、Fragmentが必須の状況においては通信失敗させる) を有効化してpingを送る
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。