ハノイの塔をJavaScriptで再現したい

Question

前提

ハノイの塔をJavaScriptで作っています。

実現したいこと

ハノイの塔を自動で行うようにしたいのですが、エラーが発生してしまいました。
１以上の数字が入力された場合は正しく処理を行い、０以下の数字が入力された場合は処理を行わないようにしたいのですがエラーが出てしまいます。
初心者なので説明していただけると幸いです。

発生している問題・エラーメッセージ

Uncaught SyntaxError: Unexpected token 'else'

該当のソースコード

function hanoi(disk, tower1, tower2, tower3) {
 
 if 
    (disk == 0)
 return
    hanoi(disk-1, tower1, tower3, tower2);
    console.log(`${disk}の円盤を${tower1}から${tower2}に移動`);
    hanoi(disk-1, tower3, tower2, tower1);
 else 
    (disk <= -1)
    console.log(`移動する円盤がありません。`);
}

hanoi(0, "tower1", "tower2", "tower3");

試したこと

ifの時同様に
return
console.log(移動する円盤がありません。);
をelse文の下に記入してみました。
しかし、解決には至りませんでした。
ご教授いただけると幸いです。
以下は試した時のコードです。

function hanoi(disk, tower1, tower2, tower3) {
 
 if 
    (disk == 0){
 return
    hanoi(disk-1, tower1, tower3, tower2);
    console.log(`${disk}の円盤を${tower1}から${tower2}に移動`);
    hanoi(disk-1, tower3, tower2, tower1);
    }
 else 
    (disk <= 0){
 return
    console.log(`移動する円盤がありません。`);
 }
}

hanoi(-1, "tower1", "tower2", "tower3");

Comments

[mdj]

else if　を調べてみてはどうでしょうか。

Answer 1

文法について

if文の使い方がわかっていないようです。

if(条件A){
  条件Aに当てはまるときの処理
}
else{ //else節は省略可
  条件Aに当てはまらないときの処理
}

次の2つがポイントです。

• 条件分岐した後の各処理を{}で囲む
• else節には条件文はつかない

---

return文についても理解できていないようです。

returnは関数の処理を終了する(&関数の呼び出し元に戻り値を返す)ときに使うものです。returnの後ろに処理を付け足しても、その処理は実行されません。

function hoge(){
  console.log('hoge');
  return;             //ここで関数の処理は終了
  console.log('foo'); //この処理は実行されない
}

よって、「diskが0以下のときは処理を行わない」ようにするには、最初にif(disk <= 0){return;}を入れれば良いです。

また、20020822さんのコードでは、条件分岐後の各処理の1行目にreturnを入れてしまっているので、続く処理が実行されません。ここのreturnは削除しましょう。

詳しくは以下のサイトを参考にしてください。
https://www.javadrive.jp/javascript/function/index4.html

関数について

再帰関数を使った解き方はわかっているようなので、あとはif文の条件を考えましょう。

ハノイの塔の解き方は次のようになります。

「n 段の塔を左の柱から中央の柱に移動する」には、

n = 1 のときは、1段目の円盤を移動して終了

n ≧ 2 のときは、

• n - 1 段の塔を左の柱から右の柱に移動する
• n 段目の円盤を左の柱から中央の柱に移動する
• n - 1 段の塔を右の柱から中央の柱に移動する

したがって、条件文はif(disk == 1){ ... } else{ ... }とすれば良いですね。

参考サイト: https://manabitimes.jp/math/1311

まとめ

以上のことを踏まえてコードを書き直すとこうなります。

function hanoi(disk, tower1, tower2, tower3) {
  if(disk <= 0){
    //diskが0以下のときは処理を行わない
     return;
  }

  if(disk == 1){
    console.log(`大きさ1の円盤を${tower1}から${tower2}に移動`);
  }
  else{
    hanoi(disk-1, tower1, tower3, tower2);
    console.log(`大きさ${disk}の円盤を${tower1}から${tower2}に移動`);
    hanoi(disk-1, tower3, tower2, tower1);
  }
}

hanoi(4, "tower1", "tower2", "tower3"); //4段のハノイの塔の解き方を導出

(勝手に簡単なWebページを作ってみましたので良ければどうぞ。
https://codepen.io/luuguas/pen/poKZqQR)

条件分岐や関数など、基礎を再確認しましょう。