お聞きしたいこと
WordPressプラグイン:StaticPress-s3
を使用しており、同じ状況の方がおりましたら教えていただけないでしょうか?
AWSからアナウンスされた、以下【AWSからの案内文(日本語)】への対応が必要かどうかについて、
認識が合っているかのご回答をいただけましたら大変幸いです。
認識
・プラグイン内、バケットを指定する部分にて、
> $list_buckets = $this->s3->listBuckets();
の記載がありました。
【AWSからの案内文(日本語)】に記載のListBucketsに該当するかと考えましたが、
コンテンツ送信先のバケットは変更しないため、プラグイン実行に使用するアクセスキーのロールでlistBucketの権限を外せば影響はないかと考えています。
・上記一点を除けば、以下部分で羅列されたAPIは使われておらず、
- レスポンスの一部として Owner.DisplayName 属性を返す以下の API を確認し、ユーザーがすべての参照を完全に削除していることを確認します。
質問のきっかけ
AWSからOwner.DisplayName廃止に関するアナウンスがあり、
調査したところ、IP制限をしている塩漬けされたWordPressにて使用している、
StaticPress-s3:https://github.com/digitalcube/staticpress-s3
に影響があるのでは?と考えました。
塩漬けしているサーバーのため変更が必要になった場合の作業が多く、
将来的には全体的にバージョンアップが必要とは考えていますが、
正直なところ期限である2025年11月21日に間に合わせることは難しいと考えており、
今回のアナウンスで影響がなければありがたいです。
AWSからの案内文(日本語)
2025 年 11 月 21 日をもって、 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) はすべてのリクエストレスポンスについて Owner.DisplayName を返却しなくなります。
Owner.DisplayName は、AWS アカウント ID と IAM ARN に置き換えられたため、多くのモダンなアプリケーションでは使用されていないレガシーフィールドです。
2025 年 11 月 21 日まで、S3 はリクエストレスポンスからこのフィールドを徐々に削除します。
この日付を過ぎると、Amazon S3 に対して行われたリクエストに対して Owner.DisplayName が全く返されなくなります。
Owner.DisplayName パラメータは、8 個の AWS リージョンの 8 個の Amazon S3 API でのみサポートされています。
オブジェクトの所有権を確認するためにこの動作に依存するアプリケーションがある場合は、Owner.DisplayName の代わりに、正規 ID (AWS アカウントの一意の識別子)、AWS アカウント ID (12 桁の識別子)、または IAM ARN (完全なリソース名) を使用することをおすすめします。
この変更は次の AWS リージョンに影響します。:
US-EAST-1 リージョン、US-WEST-1 リージョン、US-WEST-2 リージョン、AP-SOUTHEAST-1 リージョン、AP-SOUTHEAST-2 リージョン、AP-NORTHEAST-1 リージョン、EU-WEST-1 リージョン、SA-EAST-1 リージョン
これは S3 ドキュメント [1] でも説明されています。
重要な日程:
- 今から 2025 年 11 月 21 日まで: S3 は Owner.DisplayName の返却を徐々に停止します。
- 2025 年 11 月 21 日以降: Owner.DisplayName は、どの AWS リージョンでも Amazon S3 へのすべてのリクエストで返却されなくなります。
推奨するアクション:
- レスポンスの一部として Owner.DisplayName 属性を返す以下の API を確認し、ユーザーがすべての参照を完全に削除していることを確認します。
REST.GET.ACL - GetBucketAcl, GetObjectAcl
REST.GET.BUCKET - ListObjects
REST.GET.BUCKETVERSIONS - ListObjectVersions
REST.GET.LOGGING_STATUS - GetBucketLogging
REST.GET.SERVICE - ListBuckets
REST.GET.UPLOAD - ListParts
REST.GET.UPLOADS - ListMultipartUploads
REST.PUT.BUCKET - CreateBucket
- Owner.DisplayName 属性の代わりに正規 ID を使用するようにアプリケーションを更新します。
- Owner.DisplayName 属性 [2] [3] が見つからない場合の適切なエラー処理を実装します。
- Owner.DisplayName 属性をレスポンスから削除されたときのアプリケーションをテストします。
- 正規 ID を使用して所有者の確認を行います。
- Owner.DisplayName 属性を参照するランブックとアプリケーションを確認して更新してください。
ご質問やご不明点等ございましたら、AWS サポート [4] までお問い合わせください。
[1] https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/API/API_Owner.html
[2] https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/API/ErrorResponses.html
[3] https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonS3/latest/userguide/troubleshoot-403-errors.html
[4] https://aws.amazon.com/support
バッドをするには、ログインかつ
こちらの条件を満たす必要があります。