fluentd.confについて

Question

https://docs.fluentd.org/filter/record_transformer

上記サイトに関して、2つ質問です、
前提として、SWやプログラミングに知識が疎いので、常識のようなことを聞いてしまっているかもしれませんが、ご容赦ください。

【1】
enable_rubyなど項目の設定について、versionという表記がありますが、これはどういう意味か分かるでしょうか？記載verのみで使用する項目かと思いましたが、既にverは1.16ぐらいまでリリースされているようなので、違うのではないかと思っています(そうであれば新しいverで使える項目はどこに記載されているのかとなるため)

【2】
enable_rubyについて、boolとなっており、falseかtrueの記載が必要ではないかと思いましたが、
上記サイトの実例では値(false or true)が入っていません。
これは何故なのでしょうか？私のfalse or trueの記載が必要であるという前提の認識が誤っているのでしょうか？

Answer 1

の質問だと思います。
[1]
versionは、この機能（設定項目）に対応したバージョンだと思います。このバージョン以降なら使えるという意味です。

[2]
上の画像のdefaultにfalseとなっています。一般的(fluentdに限らす）に設定を省略した場合は、このdefaultの値を設定したとみなします。ですから設定を省略できます。

Comments

[umbrahands]

ありがとうございます！大変助かります！
後学として知っておきたいことがあるので、関連事項として確認させてください。

【1】
このようなSWの項目に関する説明で特定のバージョンが記載されている場合、
それは「記載されたバージョン"以降"」であることが一般的なのでしょうか？
(SWによってまちまちでしょうか？このような記載が珍しいことなのか、ある程度一般的なのかを知っておきたいです)

【2】1
「一般的にSWでは、デフォルト値が決まっている項目で、項目を記載し値だけを省略した場合は、そのデフォルト値で動く」
という認識でよいでしょうか？

【2】2
「デフォルト値が決まっている項目なら"項目ごと"省いた場合でもデフォルト値と同じ挙動をするのではないか」と推測しておりますが、正しいでしょうか？
その場合、この項目は書かなくてもfalseになるのではないかと思っています。
例えば他項目の例だと、以下のstore_asを項目名ごと記載しなかった場合、保存形式はデフォルトのgzipになるでしょうか？
https://docs.fluentd.org/output/s3

[TWSNMP]

[1]
SWによっていろいろですが、以降を示すものも多いです。
Since: v 1.0.0などと親切に書いてあるものもあります。
ドキュメント自体が、バージョンを指定して参照するタイプもあります。

[2]1
値だけ省略した場合は、エラーになるソフトもあると思います。
デフォルト値になるソフトもあると思います。
試してみるのが一番です。

[2]2
項目ごと省略は、デフォルト値になります。
gzipになります。

私は、心配な時は、設定して試してみます。それでも心配な時は、ソースコードを見ます。
out_s3のプラグインのstore_asのソースコードは

https://github.com/fluent/fluent-plugin-s3/blob/master/lib/fluent/plugin/out_s3.rb

にあります。

[umbrahands]

【1】
承知しました、ありがとうございます

【2】1
承知しました、ありがとうございます
デフォルト値が決まっている項目を値のみ省略で記載した時のSWの挙動について、
動く場合もそうでない場合もあり、今回は値だけ省略で公式サイトに記載されているのでその形式でも動くと理解しました。
(であれば、今回は公式が記載していたから良いですが、基本使う側は記載することにしたほうが良いなと思いました)
※認識齟齬あれば指摘をお願いします。

【2】2
承知しました、ありがとうございます