回答編集履歴

1

add

2018/06/25 07:07

投稿

lazhuward
lazhuward

スコア1294

test CHANGED
@@ -33,3 +33,103 @@
33
33
  ■FYI
34
34
 
35
35
  [デプロイ自動化(CodeDeploy + CodePipeline + CodeCommit)](http://xp-cloud.jp/blog/2018/01/19/2727/)
36
+
37
+
38
+
39
+ ----
40
+
41
+ # 追記
42
+
43
+
44
+
45
+ 少し整理しますと
46
+
47
+
48
+
49
+ 既にAutoScalingグループがある場合に単純にサーバ台数を追加するのであれば、
50
+
51
+ 個数を増やせば良いだけです。
52
+
53
+ そうではなく、新規のAutoScalingグループを作成したいということであってますよね?
54
+
55
+
56
+
57
+ `AWS CodeDeploy`は、スケール機能を持っていません。デプロイからAMI作成して配置する仕組みです。
58
+
59
+  つまりWEBアプリケーションを利用可能な状態にする`デプロイ`です。
60
+
61
+
62
+
63
+ `AWS AutoScaling`は、CPU使用率が90%とかになった時に、インスタンス数を自動的に増減する仕組みです。
64
+
65
+  つまりシステムの規模を柔軟に変更する`スケール`です。
66
+
67
+
68
+
69
+ ソースコードをビルドしてデプロイしてAutoScaleにAMIを配置して
70
+
71
+ AutoScalingの機能でスケールさせるのは、`スケール`ではなく`デプロイ`になります。
72
+
73
+
74
+
75
+ ゴールデンAMIを使った場合も、CodeDeployを使った場合も
76
+
77
+ AutoScaling自体が`起動AMI`から起動するため、
78
+
79
+ その前段であるデプロイ(AMIの配置)までは同一の工順を辿ります。
80
+
81
+
82
+
83
+ * ゴールデンAMI作成用のEC2インスタンス内でビルド
84
+
85
+  →アプリ配置
86
+
87
+  →ゴールデンAMIを作成
88
+
89
+  →AutoSacalingのAMIを変更
90
+
91
+  →AutoScalingに配置
92
+
93
+  →AutoScalingでスケールされる
94
+
95
+  
96
+
97
+ * CodeDeployでAMIを作成
98
+
99
+  (ビルド→アプリ配置→ゴールデンAMIを作成→AutoSacalingのAMIを変更をCodeDeployが実行)
100
+
101
+  →AutoScalingに配置
102
+
103
+  →AutoScalingでスケールされる
104
+
105
+
106
+
107
+ その後、AutoScalingの機能によりAutoSaclingグループのEC2がスケーリングされます。
108
+
109
+
110
+
111
+ デプロイ時間は、デプロイ工程が違うために時間差は出るかもしれませんが、
112
+
113
+ スケール時間は、AWS AutoScaling が行うので全く一緒です。
114
+
115
+
116
+
117
+ 例えばGitから落としてきたソースをビルドしてAMIを配置しAutoScalingまで行うことを
118
+
119
+ `スケール`(総デプロイ時間)と称されているのであれば
120
+
121
+
122
+
123
+ `スケール速度`(デプロイ時間)は、環境や作成方法によりデプロイ時間が増減しますので
124
+
125
+ 実際に自分で作って測ったほうが早いと思います。
126
+
127
+
128
+
129
+ また、AutoScalingのデプロイは、基本的には「blue green deploy」が一般的です。
130
+
131
+
132
+
133
+ 前段のビルド工程は、メンテナンス前にやっておくべきことですので、
134
+
135
+ 速度や時間を気にすることではないように感じます。