回答編集履歴
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少し修正。
answer
CHANGED
@@ -30,7 +30,7 @@
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※スパゲッティコードであろうが全然OKです。量的生産性なので質の観点はここで評価しません。
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※”マーティン・ファウラーさんのあれ”で生産性が測れないのは、評価基準をソフトウェア数にしたから。
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-
※「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」話は生産性ではなく成長度の話
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+
※「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」話は生産性ではなく成長度の話。
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35
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●質的生産性(=生産性の内の質的評価)
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・作成したソフトウェア数 ÷ 発生した障害数 = 質的生産性(存続期間考慮なし)
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@@ -102,9 +102,9 @@
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ほかにも求められるものはあるでしょう。
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ポイントは「後」「前」とあるように、時勢が大事です。ある時点と現在を比較するのです。
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-
定量的(ある時に測った内容を、その時と同じ方法で)に測り比較のです。
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+
定量的(ある時に測った内容を、その時と同じ方法で)に測り比較するのです。
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成長度を求める手段やツールは、生産性を求めるものとほぼ同じ
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+
成長度を求める手段やツールは、生産性を求めるものとほぼ同じと思います。
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■最後に
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過去最高の長文となりました。「読まれない文章」になってますね。書いちゃったので投稿します。
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2行になるところを1行に。
answer
CHANGED
@@ -29,7 +29,7 @@
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→作成した〇〇数÷作成に要した時間。つまり、物量÷時間ですね。
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※スパゲッティコードであろうが全然OKです。量的生産性なので質の観点はここで評価しません。
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※”マーティン・ファウラーさんのあれ”で生産性が測れないのは、評価
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※”マーティン・ファウラーさんのあれ”で生産性が測れないのは、評価基準をソフトウェア数にしたから。
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※「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」話は生産性ではなく成長度の話だ。
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●質的生産性(=生産性の内の質的評価)
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2
表現訂正。
answer
CHANGED
@@ -116,7 +116,7 @@
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というのが「無理だ」という主張の趣旨です。
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この認識と主張はプログラムを対象にしなくとも、あらゆる分野で行われています。
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-
しかし、これこそが生産性を測るにあたっての最大の誤解であり、
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+
しかし、これこそが生産性を測るにあたっての最大の誤解であり、間違いなのです。
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最も大きな間違いが、「前提が変わる(技量が上がる)」という部分です。
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前提(技量)は状態や状況を示すものであり、定量的に対して「定性的」と言われる情報です。
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定性的な情報は数値化することができません。ゆえに「無理だ」という主張になるのですが、
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1
途中の投稿しちゃったので全文登録し直し。
answer
CHANGED
@@ -1,7 +1,7 @@
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マネジメント的な生産管理しかしていない中堅サラリーマンSEです。
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諸兄姉の回答を拝見し、逆の視座・視点から回答をしたくなりました。
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「逆」に立った回答になりますので、諸兄姉の回答を否定する部分がありますこと、ご容赦願います。
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(投稿時、9件の回答をもってしてもte2jiさんの悩
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+
(投稿時、9件の回答をもってしてもte2jiさんの悩まれていることも回答をする動機であります。)
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生産性を測るにあたって欠くべからざる情報は「定量的情報」です。
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定量的の定量とは、「定まった方法で定めた対象に対する量を」を意味します。
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@@ -13,19 +13,19 @@
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13
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・打鍵した数
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これら情報には価値があります。この中のうちで、「記述したステップ量」は欠くべからざる情報です。
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意味をなさないのは、「これら情報
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+
意味をなさないのは、「これら情報に他の情報を組み合わせる発想がないから」です。
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+
生産性を求めるには情報を組み合わせる必要があります。
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+
また、時勢(情報の採取した時刻)も大事な要素です。
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言いたいことは「測る情報が使えるかどうかじゃない。測った情報を
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-
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■生産性の求め方
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私なりの生産性の測り方を以下に示します。
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●量的生産性(=生産性の内の量的評価)
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-
・記述したステップ数
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25
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+
・記述したステップ数 ÷ 記述に要した時間数 = 量的生産性
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-
・作成したファイル数
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26
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+
・作成したファイル数 ÷ 作成に要した時間数 = 量的生産性 ※作成=未作成時点~現時点
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-
・作成したモジュール数
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27
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+
・作成したモジュール数 ÷ 作成に要した時間数 = 量的生産性
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-
・作成したソフトウェア数
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28
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+
・作成したソフトウェア数 ÷ 作成に要した時間数 = 量的生産性
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→作成した〇〇数÷作成に要した時間。つまり、物量÷時間ですね。
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※スパゲッティコードであろうが全然OKです。量的生産性なので質の観点はここで評価しません。
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@@ -33,41 +33,44 @@
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※「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」話は生産性ではなく成長度の話だ。
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35
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●質的生産性(=生産性の内の質的評価)
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-
・作成したソフトウェア数
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36
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+
・作成したソフトウェア数 ÷ 発生した障害数 = 質的生産性(存続期間考慮なし)
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-
・作成したモジュール数
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37
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+
・作成したモジュール数 ÷ 発生した障害数 = 質的生産性(存続期間考慮なし)
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-
・作成したファイル数
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38
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+
・作成したファイル数 ÷ 発生した障害数 = 質的生産性(存続期間考慮なし)
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-
・記述したステップ数
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39
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+
・記述したステップ数 ÷ 発生した障害数 = 質的生産性(存続期間考慮なし)
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(さらには…)
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-
・作成したソフトウェア数
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41
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+
・作成したソフトウェア数 ÷ 発生した障害数 × (現時点 - 作成日時) = 質的生産性
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42
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43
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※質の評価はここで評価するんです。
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●貢献的生産性(=ユーザへの貢献度=どれだけ使われたか。akabeeさん回答の趣旨)
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-
・作成したソフトウェア数
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46
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+
・作成したソフトウェア数 ÷ 実行された回数 = 直接的な量的貢献度
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-
・作成したモジュール数
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47
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+
・作成したモジュール数 ÷ 実行された回数 = 直接的な量的貢献度
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-
・記述したステップ数
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48
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+
・記述したステップ数 ÷ 実行された回数 = 直接的な量的貢献度
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●付加価値的生産性(=第三者への貢献度。Chironianさんの言う寄与度)
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-
・公開してからの経過時間(ソフトウェア)
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+
・公開してからの経過時間(ソフトウェア) ÷ ダウンロード数 = 対外的な量的貢献度
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-
・公開してからの経過時間(モジュール)
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52
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+
・公開してからの経過時間(モジュール) ÷ ダウンロード数 = 対外的な量的貢献度
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53
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-
・公開してからの経過時間(ファイル)
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53
|
+
・公開してからの経過時間(ファイル) ÷ ダウンロード数 = 対外的な量的貢献度
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54
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(ほかにも)
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55
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-
・公開してからの経過時間(ソフトウェア)
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55
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+
・公開してからの経過時間(ソフトウェア) ÷ アクセス数 = 対外的な量的貢献度
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56
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-
・公開してからの経過時間(モジュール)
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56
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+
・公開してからの経過時間(モジュール) ÷ アクセス数 = 対外的な量的貢献度
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57
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-
・公開してからの経過時間(ファイル)
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57
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+
・公開してからの経過時間(ファイル) ÷ アクセス数 = 対外的な量的貢献度
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58
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59
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●生産性
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60
60
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それぞれの生産性を積算等することで、総合的な生産性を数値化することが可能です。
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61
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+
積算する対象が増える=評価軸が増えることを意味します。
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61
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-
・量的生産性
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62
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+
・量的生産性 × 質的生産性
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62
|
-
・量的生産性
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63
|
+
・量的生産性 × 質的生産性 × 貢献的生産性
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63
|
-
・量的生産性
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64
|
+
・量的生産性 × 質的生産性 × 貢献的生産性 × 付加価値的生産性
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64
65
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65
66
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■生産性を求める手段やツール
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66
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67
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確認するための手段やツールには何を使えば良いのか。
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68
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それに対する答えの”イメージ”は以下の通りです。
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70
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+
データの計測・取得・加工はいくらか行う必要があります。
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71
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+
手に付けやすい情報から少しづつ取り組むのが良いと思います。
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69
72
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70
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-
▼
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73
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+
▼量的生産性
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・ファイル数カウンタやステップ数カウンタ
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72
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・チェックアウト時刻とチェックイン/コミット時刻
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73
76
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@@ -91,10 +94,10 @@
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91
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「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」話は成長度の話だと書きました。
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これも定量的に求めることはできます。
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93
96
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94
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-
・リファクタリング後のステップ数
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97
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+
・リファクタリング後のステップ数 ÷ 同前のステップ数 = 量的生産性の成長
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95
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-
・リファクタリング後の処理時間
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98
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+
・リファクタリング後の処理時間 ÷ 同前の処理時間 = 質的生産性の成長
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96
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-
・〇〇ステップ記述の所要時間
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+
・〇〇ステップ記述の所要時間 ÷ 同過去時点の所要時間 = 量的生産性の成長
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97
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-
・〇〇日間における障害発生数
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100
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+
・〇〇日間における障害発生数 ÷ 同過去時点の障害発生数 = 質的生産性の成長
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98
101
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などなど。
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99
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100
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ほかにも求められるものはあるでしょう。
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@@ -115,6 +118,30 @@
|
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115
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この認識と主張はプログラムを対象にしなくとも、あらゆる分野で行われています。
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116
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しかし、これこそが生産性を測るにあたっての最大の誤解であり、最悪の間違いなのです。
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117
120
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最も大きな間違いが、「前提が変わる(技量が上がる)」という部分です。
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118
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-
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121
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+
前提(技量)は状態や状況を示すものであり、定量的に対して「定性的」と言われる情報です。
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119
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定性的な情報は数値化することができません。ゆえに「無理だ」という主張になるのですが、
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120
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-
生産”性”という言葉が示す通り、定性的
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+
「生産性を把握する」とは、生産”性”という言葉が示す通り、「定性的情報の定量的把握」
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124
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+
に他なりません。そして、この”性”とは「ある対象と比較してどっち寄りか(善し悪し)」
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125
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+
を意図・意味します。
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+
ここで主張を読み替えてみます。
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+
「技量が上がればステップ数は少なくなるから当てにならない」とは
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+
「生産性(技量)が上がるなら定量的情報(ステップ数)が変わるから生産性は測れない。」
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+
「生産性を求めたいって言ってるけど、生産性が変わるんだからわからないよ。」
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+
と言っているわけです。
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+
定量的情報を比較して定性的情報を導きだすべきところを、
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+
定性的情報を理由に定量的情報を捨てた形になってしまっています。
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+
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+
「無理だ」という主張は、その主張にこそ原因があったのです。
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135
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+
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136
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+
生産性の話が出ると、どのような情報を得れば評価に意味があるのかに目が行ってしまいます。
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+
その時、多くの場合において個々の情報を見て有効か無効か判断しようとしてしまいます。
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+
しかし、
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+
生産性とは何か一つの情報があれば正しいものが得られるというものではない認識に至りました。
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+
時間をかけて何かを作る以上、その間に発生したあらゆる情報に価値があります。
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+
重要なことは
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+
・どんな定量的情報が採取可能であり
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+
・採取した定量的情報からどんな評価軸を得ることができて
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+
・どれだけの評価軸を生産性を指標として採用するか
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+
にあると考えます。
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+
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+
…朝です。長文ここに極まれり。駄文失礼いたしました。(誤字脱字あると思います。ご容赦。)
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