ESP32でデバッグ機能を使用したい

Question

前提

ESP32、Visual Studio Code、PlatformIOを用いてデバッグ機能を使用したいのですがエラーが出て実行できません。

[使用モジュール]
ＥＳＰ３２－ＤｅｖＫｉｔＳ
Ｗｉ－Ｆｉモジュール　ＥＳＰ３２－ＷＲＯＯＭ－３２Ｅ
ＦＴ２３２Ｈ使用ＵＳＢ⇔ＧＰＩＯ＋ＳＰＩ＋Ｉ２Ｃ変換モジュール

参考サイト

ESP32をFT232HでJTAGデバッグする時にハマったこと
ESP32をPlatformIO上でJTAG(FT232H)デバッグする

発生している問題・エラーメッセージ

USB Serial Converterが見つからないようです。

試したこと

デバイスマネージャを確認しながらUSBを抜き差しをすると、Adafruit製FT232Hは「USB Serial Converter」という名前でした。zadig-2.7でWinUSBにして「~/.platformio\packages\tool-openocd-esp32\share\openocd\scripts\interface\ftdi\minimodule.cfg」の設定を変えたのですがエラーが出ます。

platformio.iniの設定

[env:esp32dev]
platform = espressif32
board = esp32dev
framework = arduino
debug_tool = minimodule

補足情報（FW/ツールのバージョンなど）

Windows11を使用しています。

Comments

[dameo]

その基板については知りませんが、USBシリアルを使ってdebugするようなので、main.cppのSerialクラス使用で競合してたりしないのでしょうか？

[laplade]

コメントありがとうございます。
そういえばボードは指定したのですが、COM番号を指定していないですね。Arduino IDEではCOM番号を指定していましたが。Visual Studio CodeをESPで使い始めたばかりで指定の仕方がよく分かりません。Visual Studio Codeのプラグのようなマークでシリアルを開けるようですがCOM番号、ボーレートの指定の仕方が分からないですね。質問内容とはまた別になってしまいますが。

[dameo]

競合してるかどうかは不明ということですね。失礼します。

Answer 1

色々試してみて自己解決しました。
無事ブレークポイントで止まり、変数を確認することが出来ました。
下記に解決方法を記しておきます。

1.結線は4本だけで良かったです。

FT232H	信号名	ESP32
D0	TCK	GPIO13
D1	TDI	GPIO12
D2	TDO	GPIO15
D3	TMS	GPIO14

2.FT232Hを抜くとWinUSBでは無くなってしまうようなので「zadig-2.7.exe」でWinUSBに変更した後、USBケーブルを抜かないようにします。(画像は書き込み後)

3.「platformio.ini」の設定です。
debug_toolを「iot-bus-jtag」に変えました。

以上ででデバッグが可能になりました。