Terraformを使ってAWS CloudWatch AlarmとAWS Route53 Health Checkを連携させる方法について

Question

現在、TerraformでURLのHealthCheckを検出するためのAWS CloudWatch Alarmを設定しています。HealthCheckの確認はAWS Route 53で行っています。

HealthCheckIdはCloudWatchの方でRoute53のIDを正常に取得出来ているようなのですが、
以下画像の通り、CloudWatchのアラームとリンクができず困っております。

Terraformでのやり方についてご教示頂けます助かります。

なお、一点気になっているのが、GUIコンソールから作成しようとすると
「us-east-1」リージョンに配置されるようなのですが、Terraformから実行すると
東京リージョン「ap-northeast-1」に作成されてしまいます。
こちらが原因となりますでしょうか？
「us-east-1」リージョンで作成する方法について教えて頂けますと幸いです。

.tfファイルは以下となります。

provider "aws" {
  profile = "terraform-dev"
  region  = "ap-northeast-1"
}


# ---------------------
# Route53 Health Check
# ---------------------


resource "aws_route53_health_check" "HealthCheck" {
  failure_threshold = "3"
  fqdn              = var.fqdn
  port              = 443
  request_interval  = "30"
  resource_path     = var.resource_path
  type              = "HTTPS"
  cloudwatch_alarm_region = "us-east-1"
  regions           = ["ap-northeast-1", "ap-southeast-1", "us-west-2"]
  tags = {
    Name = "${var.name}"
  }
}


# ---------------------
# CloudWatch Alart
# ---------------------
resource "aws_cloudwatch_metric_alarm" "healthcheck" {
  provider = aws.us-east-1
  alarm_name          = var.alarm_name
  comparison_operator = "LessThanOrEqualToThreshold"
  evaluation_periods  = "1"
  metric_name         = "HealthCheckStatus"
  namespace           = "AWS/Route53"
  period              = "60"
  statistic           = "Minimum"
  threshold           = "1"
  
  dimensions = {
    HealthCheckId = aws_route53_health_check.HealthCheck.id
    Region   = "us-east-1"
  }
  alarm_description = "Send an alarm if ${var.environment} is down"
  actions_enabled   = "true"
  alarm_actions = ["${aws_sns_topic.topic.arn}"]
}

Answer 1

Route53のヘルスチェックのCloudWatch Alarmについて

ご認識の通りus-east-1で作成する必要があるので、すでに作っているならリージョンを正しく指定した上で作成してみてください。
それでうまく行かないならTerraformのコードを追記してください。

Terraformで作成時にap-northeast-1に作成される理由について

region  = "ap-northeast-1"

ここでリージョンをap-northeast-1に指定しているからです。
単にus-east-1のリソースを管理したいならここをus-east-1に変更すればよいです。
ただし、これをやると同時に管理している他のリソースもすべてus-east-1で作成されるようになってしまいます。

現実には異なるリージョンのサービスを同じtfstateで管理したいこともあります。
同じtfstateで複数のリージョンを管理したいときはMultiple Providerの設定をします。
やり方はこのあたりを参考にするといいでしょう。
alias: Multiple Provider Configurations
複数リージョンのサービス使用時はMultiple Providerを使用する

Comments

[yu_1985]

すいません、前半部分を忘れてたので後ほど追記します。
一旦正しくリージョンを指定する方法を試してみてください。

[yu_1985]

追記しました。まずは正しいリージョンに作ってみてください。

[Baloncesto]

ご回答いただき誠にありがとうございます。

情報が不足しており申し訳ありません。
us-east-1で作成を試みているのですが、
実行しようとすると以下の通りエラーとなってしまいます。
※昨日掲載した.tfには載せていなかったのですが、SNSも作成しようと思っております。

しかし、us-east-1で作成しようとすると以下の通りエラーが帰ってしまいます。
※ap-northeast-1では以下のエラーは発生しません

昨日のご質問とは少々別問題になるのかもしれませんが、こちらが発生する理由がわからず
困っております。

$ terraform plan
aws_route53_health_check.HealthCheck: Refreshing state... [id=75ae6617-e738-47bb-b6a0-151320eda950]
aws_sns_topic.topic: Refreshing state... [id=arn:aws:sns:ap-northeast-1:376471554058:HealthCheck-from-TF4]
╷
│ Error: error reading SNS Topic (arn:aws:sns:ap-northeast-1:376471554058:HealthCheck-from-TF4): InvalidParameter: Invalid parameter: TopicArn
│ status code: 400, request id: 798171b3-683c-50cc-9fbb-2b6afc1b44ad
│
│ with aws_sns_topic.topic,
│ on main.tf line 74, in resource "aws_sns_topic" "topic":
│ 74: resource "aws_sns_topic" "topic" {
│

[yu_1985]

us-east-1からap-northeast-1のSNSトピックを参照しようとしてるのが気になりますね。
SNSトピックもus-east-1で作ったらどうなりますか。

[Baloncesto]

SNSトピックもus-east-1で作成するよう以下の通り変更しまして、terraform planを実行したのですが、
先ほどと同様のエラーが返ってきてしまいます。

～省略～
provider "aws" {
profile = "terraform-dev"
region = "us-east-1"
alias = "virginia"
}
resource "aws_sns_topic" "topic" {
name = var.sns_topic
provider = aws.virginia
delivery_policy = jsonencode({
～省略～

エラー内にap-northeast-1があるため、東京リージョンで作成しようとしているのかと
考えているのですが、AWS のデフォルトリージョンをus-east-1にしても、terraformクレデンシャル情報を
us-east-1にしても改善されず苦慮してります。。

[yu_1985]

一旦SNSトピックをdestroyしてから作り直したほうが確実かもしれませんね…。

あと、関係ないですがTerraform0.12以上のバージョンでは、変数単体を指定するときは単に
aws_sns_topic.topic.arn
のようにすれば取得できます。
囲う必要があるのは他の文字列と結合する必要があるときなどです。
"Send an alarm if ${var.environment} is down"
のほうは${}で囲っていないと正しく変数展開されません。

[Baloncesto]

こちら新しくAWS IDを払い出しまして、まっさらな環境で実施したところすべて上手くいき、想定通りの動作となりました。色々とご相談にのっていただきありがとうございました。

[yu_1985]

よかったです。
Terraformがある程度依存関係を解決してくれるとはいえ、時には手動で依存関係を解決してやらないとうまくいかないことはままあるので、そういうときは根気強くトラブルシュートしていくしかないですね…。