マスターが変更された場合もトランザクションデータの正確さを維持したい

Question

マスターが変更された場合もトランザクションデータの正確さを維持するにはどうしたらよいか悩んでいます。

下記の例で、配達業務を例に質問させて頂きます。

例えば、下記のユーザーマスターがあります。

ユーザーID	ユーザー名	住所
1	青木	東京都新宿区西新宿２丁目８−１
2	井上	東京都千代田区丸の内１丁目

次に、配達業務によって下記のようなトランザクションデータが INSERT されます。

伝票番号	ユーザーID	配送所要時間実績
A1000	1	10:00
A1001	2	9:00

上記2件のみが存在する時、東京都への配達所要時間の AVG は 9:30 となります。

平均配達時間を求めるクエリは下記の感じです。

SELECT
    AVG(配送所要時間実績)
FROM
    トランザクションテーブル
INNER JOIN
    ユーザーマスター
ON
    トランザクションテーブル.ユーザーID = ユーザーマスター.ユーザーID
WHERE
    ユーザーマスター.住所 LIKE '東京都%'

この後、1(青木さん)の住所が東京都外に変更された場合、WHERE 条件から外れて、
配送所要時間の AVG が 10:00 になってしまいます。

このようなケースで、データが不正確になるのを防ぐには、どうするべきでしょうか？

Comments

[maisumakun]

> データが不正確になるのを防ぐには

どういう結果が得られるのが、意図する「正確」なのでしょうか？

Answer 1

配達業務によって下記のようなトランザクションデータが INSERT されます

記載されているトランザクションデータに項目として配送先情報を持たせて、この時点で配送先情報としてINSERTしましょう。

伝票を起票するような要件がある場合は、伝票起票時の情報は変更しない設計とするのが定石です。

赤黒伝票の処理を行うのが伝票処理としてはベストです。
赤黒伝票はお金にかかわる伝票処理に必要なものですが、伝票処理全般にこの処理を行うことで取引全般の整合性を保つのに有効です。