Rubyのソースコードについて説明をお願いします。

Question

###前提・実現したいこと
前提として、私はRubyを勉強中で入門程度の知識しかありません。
質問したいことは、あるソースコードの処理内容について理解できなかったので、
処理内容についての説明をしてほしいです。
よろしくお願いします。

###該当のソースコード

n = 5

fw = [(1..n*2).to_a]

bw = [(1..n*2).to_a.reverse]

depth = 1
while true do
  
  fw = fw.each_with_object([]) do |c, result|
    1.upto(n){|i| result << c[i, n] + c[0, i] + c[i + n..-1]}
  end
  break if (fw & bw).size > 0
  depth += 1

  bw = bw.each_with_object([]) do |c, result|
    1.upto(n){|i| result << c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]}
  end
  break if (fw & bw).size > 0
  depth += 1
end

puts depth

###説明してほしいところ
|i| result << c[i, n] + c[0, i] + c[i + n..-1]

Answer 1

提示されたコードだけから何を意図したコードかを把握するのは難しいかと思います。
確認したところ、書籍「プログラマ脳を鍛える数学パズル」に記載のコードのようです。

https://codeiq.jp/magazine/2014/04/9049/
https://books.google.co.jp/books?id=dnzCCgAAQBAJ&pg=PA179

該当の箇所は、2n枚の並びからn枚を抜き取って配列の先頭に配置する、という処理を表しています。
変数resultは配列なので、<<演算子は追記代入処理になります。
下記のように出力結果を表示すると、並び替えられた配列が追加されていることがわかります。

n = 5
fw = [(1..n*2).to_a]
fw = fw.each_with_object([]) do |c, result|
   1.upto(n){|i|
      result << c[i, n] + c[0, i] + c[i + n..-1]
      p result
   }
end

# => [[2, 3, 4, 5, 6, 1, 7, 8, 9, 10]]
# => [[2, 3, 4, 5, 6, 1, 7, 8, 9, 10], [3, 4, 5, 6, 7, 1, 2, 8, 9, 10]]
# => [[2, 3, 4, 5, 6, 1, 7, 8, 9, 10], [3, 4, 5, 6, 7, 1, 2, 8, 9, 10], [4, 5, 6, 7,  8, 1, 2, 3, 9, 10]]
# => [[2, 3, 4, 5, 6, 1, 7, 8, 9, 10], [3, 4, 5, 6, 7, 1, 2, 8, 9, 10], [4, 5, 6, 7, 8, 1, 2, 3, 9, 10], [5, 6, 7, 8, 9, 1, 2, 3, 4, 10]]
# => [[2, 3, 4, 5, 6, 1, 7, 8, 9, 10], [3, 4, 5, 6, 7, 1, 2, 8, 9, 10], [4, 5, 6, 7, 8, 1, 2, 3, 9, 10], [5, 6, 7, 8, 9, 1, 2, 3, 4, 10], [6, 7, 8, 9, 10, 1, 2, 3, 4, 5]]

Answer 2

1.upto(n){|i| result << c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]}

は下記と同じです

1.upto(n) do |i|
  result << c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]
end

iには1からnまでの値が入り、

result << c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]

がiがnになるまで実行されます(n=5なので5回実行されます)。
rsultという変数に c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]が代入されています。

ary = ["東京", "大阪", "名古屋", "福岡", "札幌"]
newary = ary[1, 2]

上記の場合には新しい配列「newary」として「大阪」「名古屋」の2つの要素を持つ新しい配列が作成されます。

1回目の c[n, i] + c[0, n] + c[i + n..-1]はc[5,1] + c[0, 5] + c[6..-1]
c[5,1]は配列の5番目から1つ取り出した配列、c[0, 5]は0番目から5つ取り出した配列、c[6..-1]は6番目から最後までを取り出した配列(-1は配列の最後を指す)を連結させたものとなります

つまり

bw = [(1..n*2).to_a.reverse]

の場合だと1回目にresultに挿入される結果は

[5, 10, 9, 8, 7, 6, 4, 3, 2, 1]

となります。あとは繰り返し配列が追加されていきます。