ヨーダ記法とコーディング規約について（PHP）

Question

前提として、自身が教育を行う立場、教科書作成者として、
ヨーダ記法について、皆様の意見をお聞かせ願えないでしょうか。

私の中では、ヨーダ記法は不要というのが、現段階の考えです。
ただし、多くのプロジェクトにおいては、個人の意見より、当然コーディング規約が優先されると思います。

極論を言えば、99％人間がヨーダ記法を否定しても、全てのコーディング規約で推奨されていた場合、ヨーダ記法に正当性があると言わざる負えないと思います。
ゆえに、皆様がたの経験から、ヨーダ記法はどの程度のシェアになっているのか、お教え願えないでしょうか。

また、WordPress、Symfonyではヨーダ記法を採用しているとなっておりますが、PHPにおいて、ヨーダ記法は主流なのでしょうか？

宜しくお願い致します。

Answer 1

PHPにおいて、ヨーダ記法は主流なのでしょうか？

いえ、プロジェクト次第だと思います。

全てのコーディング規約で推奨されていた場合、ヨーダ記法に正当性があると言わざる負えないと思います。

そこまでのものとは思いませんが、コーディング規約に則ってコーディングするのは当たり前なので、
正当性があるかどうかというのは大事（こだわる点）ではないと思います。
PHPのコーディングルールで記法を指定されていない限りは、どのような書き方も間違いではないわけですし、
きちんとしたロジックでコーディングすることの方が大事です。

Answer 2

主流ではありません。

リーダブルコードという書籍ではヨーダ表記はやめとけと記載されており、
下に私が例が出しますが、概ねその主張と同じだと思ってください。

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判定する主体の側が左にある方が文章として自然で分かりやすいと説いています。
例えば「それはペンですか？」をJavaScriptで書くとこうなります。

var it = "pen";
if (it === "pen") {
  // 処理
}

じゃあヨーダ表記で書いてみましょう。
判定する主体が固定値になったので、「ペンはそれの名前ですか？」と文の表現が変わります。

var it = "pen";
if ("pen" === it) {
  // 処理
}