ルータa fa01 192.168.0.2/24
ルータb fa01 192.168.0.1/25
回答
「ルーティングプロトコルでネイバーを張るための条件を無視して、単純にルーターのインターフェース設定として上記のような設定が可能か」で言えば、可能です。
補足1
原則として、「ルーターは自分自身のステータスやコンフィグしか把握していません」。
ルータはコンフィグとして書いてあることは当然把握していますが、そうでないことは基本知りません。
したがって、ルータAから見てルータBのIPアドレス/マスクがいくつであるか基本的に知りようがないので、冒頭のような設定を入れてもエラーになりません。
例外があるとすればお書きいただいたようにプロトコルが動作しているケースです。
EIGRPの仕様によってルータ間でマスクの情報を交換するということであれば、EIGRPの動作の中で設定の不整合を検知してエラーになることもあるかもしれません (EIGRPのことは勉強していないので仮定の話とさせてください..)。
再掲となりますが、EIGRPの存在を無視して「通常のインターフェースのIPアドレス設定」という観点だけでみれば、設定は可能です。
補足2 (ネットマスクが異なる場合は通信できるのか)
状況によっては不具合も起こりえますが、"ルータ間の" pingは問題なく通るはずです。
しかし、192.168.0.200
などセグメントの後半のアドレスを使うと変なことになる可能性があるので、マスクの不一致は当然避けるべきです。
192.168.0.200
は192.168.0.2/24
から見れば同一セグメントですが、192.168.0.1/25
から見れば異なるセグメントです。
これによってARPの動きが変なことになります。