【JMeter】スレッドグループのRamp-Up期間とスレッド数、ループ回数の関係について

Question

性能試験でJMeterのテストケースを作ることになったのですが、
Ramp-Up期間がいまいち理解できません。

たとえばスレッド数が100、Ramp-Up期間が60秒、ループ回数が3だとすると、
"60秒の間に100スレッド生成"を3セット（ループ）繰り返す、ということでしょうか？

Answer 1

スレッド数が100、Ramp-Up期間が60秒、ループ回数が3だとすると、
100（スレッド数） × 3（ループ回数）を、60秒（Ramp-Up期間）内に生成します。

・テストの総回数・・・「スレッド数」×「ループ回数」
・1秒あたりのテスト回数・・・「テストの総回数」÷「Ramp-Up期間(秒)」

つまり、ご質問の例では1秒あたり約5回のテストケースが実行されることになります。

ちなみにRamp-Up期間(秒)を0にすると、
JMeterは全てのテストケースを同時に生成してしまうので注意が必要です。

Comments

[dryherb0317]

また、JMeter は、Ramp-up の設定によらず、指定されたスレッド数分だけの
スレッドをテストの最初に生成するので注意が必要です。

スレッド数が10000、Ramp-Up期間が100秒、ループ回数が1とすると、１秒あたり、100回
テストケースが生成されますが、何より最初に10000スレッドが生成されるので、メモリに
余裕が無ければ出来ません。
このようなケースでは、1000、Ramp-Up期間が100秒、ループ回数が10にして対応するなど
工夫が考えられます。

[udon]

なるほど
単純な掛け算と割り算だけでなく、調整が必要なのですね。

追加説明まで付けて頂きありがとうございました！
ベストアンサーにさせていただきますね

Answer 2

スレッド数が100、Ramp-Up期間が60秒、ループ回数が3だとすると、
100（スレッド数）を、60秒（Ramp-Up期間）内に生成します。

1つのスレッドは終了すると、直ぐ次のループに入ります。