Firefoxにおける自作アドオンの使い方

Question

#背景
・Githubに公開されている1~2年前に開発が止まってしまったアドオンを使用したい
・自作アドオンはAMOに登録し、署名しなければ使用できない

https://developer.mozilla.org/ja/Add-ons/Distribution

・ソースコードをxip化し、次のページからxpiをアップロード

https://addons.mozilla.org/en-US/developers/addon/submit/distribution

・下記のエラーが出る

Your add-on failed validation with 2 errors.

Duplicate add-on ID found.
Starting with Firefox 53, new extensions on this site can only be WebExtensions.

#質問

・とにかく早く簡単に再新バージョン(Firefox 56)で当該アドオンを動作させたいのですが、どのような方法がよいでしょうか？もともとのアドオンがどのfirefoxのバージョンに対応しているかは不明です。

・ WebExtensionsというのが何を指すのか不明なのですが、Firefoxの方針で過去のアドオンに対して後方互換を捨てる方針を取っているためにソースコードを書きなおさなければならないといった可能性はありますか？

Answer 1

どんなアドオンを使おうとしているのか分かりませんが...

「Firefox 53 アドオン互換性情報」を見ると、いろいろな変更点があるようです。

上記の「Firefox 53 アドオン互換性情報」に

AMO で旧式アドオンの「新規」受付が停止され、マルチプロセス Firefox が初期設定で有効化され、WebExtensions API を経由しないアドオンからのバイナリアクセスが制限されます。

と記載がありますので、アップロードされたアドオンが、WebExtensions API を利用しない旧式アドオンの書き方をされているのではないでしょうか？

また、AMO の開発者センターで、「アドオン互換性チェックツール」が、提供されているようですので、試してみたらいかがでしょうか？

互換性チェックツール
Add-ons Blog ではまだ紹介されていませんが、AMO の開発者センターで アドオン互換性チェックツール が公開されています。このツールを使うには AMO へのユーザ登録が必要となりますが、AMO に登録されていないアドオンや、まだアップロードしていない XPI ファイルに対しても、対応バージョンの更新に使われている一連の自動テストを実行することができます。必要に応じて使ってみてください。

Comments

[foo_san]

53で変更があったのですか。アドオン署名のチェックがデフォルトで有効でないver40以前を使うのが良さそうな気がしてきました。複数のバージョンのブラウザを管理するのが大変ですが、他に方法がなさそうです。

[foo_san]

https://addons.mozilla.org/en-US/developers/addon/submit/distribution
にxpiをアップロードするのと「アドオン互換性チェックツール」でテストするのは、何か結果に違いがあるのでしょうか？
Githubのソースをxpi化したもので試してみたところ、
前者は表記のエラー、後者は
”このアドオンの検証が完了しました。エラーも警告もありません。”
と正常終了しました。対処方法が不明です。

[CHERRY]

対処方法についてはちょっと分かりませんが、 https://developer.mozilla.org/ja/Add-ons/WebExtensions/Packaging_and_installation の「ディスクから読み込む」方法で、一時インストールしてみたら　問題のアドオンは動作するのでしょうか？

この方法で、動作しないのであれば、アドオンを書き直すしか無いと思います。