oracle実行計画のtimeが小さくなれば一般的に性能は改善するのか

Question

お世話になってます。

実行計画を用いて性能調査する際に
右端のtime(予想時間？)が小さくなるほどレスポンスが速くなるという認識で合っているでしょうか？

気になっているのは、
実際の経過時間と、このtimeが大きく異なっているということです。
あるSQLを流してtimeが1分なのに実際は5分、
その結合順序を変えてtimeが10分なのに実際は1分、
といったことが頻繁に発生します。
何かしらがキャッシュ？されていることも考えてdisk readsの回数が同程度の結果で比較しています。

このSQLが何度も発行された場合に全体的に比較するとtimeが小さいほど性能は改善されるよ、という認識で合っているでしょうか？

Answer 1

見積もりと実行結果の差分を減らすには、きちんと現状をOracleに教えてあげる必要があります。
統計情報を取り直すと改善する場合があります。

Comments

[lupus_dingo]

回答ありがとうございます。
データの内容は頻繁に大きく変わらないのですが、性能調査としてクエリを実行する前には一度統計情報を取り直しています。

Answer 2

以下 Oracle と SQL Server, MySQL などで共通です。
単にSQLを投げると、その都度その時の統計情報を使って実行計画を立て、コンパイルし実行します。
Viewを多用したり複雑なクエリを投げると実行計画のぶれ幅が大きくなります。
ストアド化するとコンパイル結果をキャッシュするので実行計画の揺らぎがいくらか減ります。
もっと能動的に指定したい場合は、オプティマイザヒント クエリ ヒント インデックスヒント などを使って下さい。

Comments

[lupus_dingo]

回答ありがとうございます。
実行計画のゆらぎというのはtimeと実際の経過時間の差という意味でしょうか？
それとも実行計画が頻繁に変わるという意味でしょうか？

後者であれば頻繁に変わってはいないです。

[hihijiji]

実行計画が変わるという意味で使ってました。
実行計画が変わらず10倍の乖離がでているのは珍しいですね。
統計情報が溜まってないか、負荷集中などがあるのでしょうか？

[hihijiji]

統計情報が溜まってないだけなら予定は未定なので実行時間、負荷集中がある場合は実行計画の時間の方が実運用に近い可能性が高いです。

[lupus_dingo]

10倍を超えるような場合も少なくないのでもしかしたら他で動いている処理で極端に重いものがあるのかもしれません。

実行計画のtimeをなるべく減らすという認識で間違ってなさそうなのでそうなるよう調整します。

回答ありがとうございました。