rubyについて質問です。

Question

マル括弧、ナミ括弧、カク括弧から構成される文字列について、
各括弧が正しい入れ子関係になっているかどうかを判定するプログラムを
作りたいです。初心でも分かりやすいコードでお願いしたいです。

ruby初心者なため１行目に何をしていて２行目は何をやっていてなどの
詳しい説明もいただきたいです。。。

正しい入れ子関係の例
[]
[]{}
[()]{}
([()]{})

誤った入れ子関係の例
(]) ... 開いていない角括弧を閉じている
[]( ... 開いた丸括弧を閉じていない
([)] ... 開いた角括弧を閉じる前に丸括弧を閉じてい

Answer 1

初心者でも分かりやすいコードにはなっていませんが、コード例と実行例を示します。
syntax.rb

# 閉じ括弧文字に対応する開き括弧文字を設定する
BRACKETS = {
  ')' => '(',
  ']' => '[',
  '}' => '{'
}.freeze

def check_brakets(str)
  nest = [] # 括弧のネスト状態を保持する。括弧が閉じたら削除される。
  poss = [] # 括弧の開始位置を保持する。括弧が閉じたら削除される。

  # 文字列を前から後ろに１文字ずつ処理する。
  str.each_char.with_index do |c, pos|
    case c
    when '(', '[', '{'
      nest << c
      poss << pos
    when ')', ']', '}'
      mode = nest.pop
      poss.pop
      if mode != BRACKETS[c]
        return { message: "開いていない #{BRACKETS[c]} を閉じている。", pos: pos } if mode.nil?
        return { message: "#{mode} を閉じる前に #{c} を閉じている。", pos: pos }
      end
    end
  end
  return { message: "#{nest[-1]} を閉じていない", pos: poss[-1] } unless nest.empty?

  nil
end

TEST_DATA = [
  # 入れ子状態が OK な例
  '[]',
  '[]{}',
  '[()]{}',
  '([()]{})',
  '(1+2)*(2+3)',
  '',

  # 入れ子状態が不正な例
  '(])',  # 開いていない角括弧を閉じている
  '[](',  # 開いた丸括弧を閉じていない
  '([)]', # 開いた角括弧を閉じる前に丸括弧を閉じている
  ')',    # 開いていない丸括弧を閉じている
  ')[',   # 開いていない丸括弧を閉じている
  '([]',  # 開いた丸括弧を閉じていない
].freeze

TEST_DATA.each do |str|
  error = check_brakets(str)
  if error.nil?
    puts "#{str} -> OK"
  else
    puts "#{str} -> #{error[:message]}"
    puts "#{' ' * error[:pos]}^"
    puts
  end
end

実行例：

$ ruby syntax.rb 
[] -> OK
[]{} -> OK
[()]{} -> OK
([()]{}) -> OK
(1+2)*(2+3) -> OK
 -> OK
(]) -> ( を閉じる前に ] を閉じている。
 ^

[]( -> ( を閉じていない
  ^

([)] -> [ を閉じる前に ) を閉じている。
  ^

) -> 開いていない ( を閉じている。
^

)[ -> 開いていない ( を閉じている。
^

([] -> ( を閉じていない
^

Comments

[退会済みユーザー]

勉強になります。

Answer 2

# encoding: utf-8

def check(str)
  count = str.size

  loop do
    str = str.gsub(/\(\)|\[\]|\{\}/, '')
    str.size == count ? break : count = str.size
  end

  str.size.zero? ? '入れ子です' : '入れ子ではないです'
end

sample = ['[]', '[]{}', '[()]{}', '([()]{})', '(])', '[](', '([)]']

sample.each do |e|
  puts "『#{e}』は#{check(e)}。"
end

実行結果例

『[]』は入れ子です。
『[]{}』は入れ子です。
『[()]{}』は入れ子です。
『([()]{})』は入れ子です。
『(])』は入れ子ではないです。
『[](』は入れ子ではないです。
『([)]』は入れ子ではないです。

説明付きバージョン

# encoding: utf-8

# 入れ子かどうかの判定をするプログラム。
# 私のやり方
# 1.gsubで「かっこ」を削除しまくる。
# 2.ペアになっていない「かっこ」は残る。
# 3.文字列の長さが0にならなかったら
#  「正しい」入れ子になっていない。
#   0になったら「正しい」入れ子になっている。

# 入れ子判定プログラム本体
def check(str)
  count = str.size # => loopから抜けるために必要。

  loop do # => 無限ループ。
    str = str.gsub(/\(\)|\[\]|\{\}/, '') # => strから「かっこ」を削除。
    str.size == count ? break : count = str.size
    # str.size == count ? break : count = str.size
    # これは三項演算子というものです。
    # ==============================
    # if str.size == count
    #   break
    # else
    #   count = str.size
    # end
    # ==============================
    # これと同じ意味です。少し短く書けるので使っています。
    # この部分では繰り返しを続けるかどうかの判定を行っています。
    # 文字列の長さが、「かっこ」を削除する前と同じなら
    # loopを抜けて、違っていたら今の文字列の長さを
    # countに新しく入れてloopを続けます。
  end

  str.size.zero? ? '入れ子です' : '入れ子ではないです'
  # => loopを抜けた後の処理です。ここで返す文字列を選択しています。
end

sample = ['[]', '[]{}', '[()]{}', '([()]{})', '(])', '[](', '([)]']
# => テストに使う文字列を配列にして、一つずつ入力しなくて良いようにしています。

sample.each do |e| # => sampleの中身を一つずつ取り出してeに入れています。
  puts "『#{e}』は#{check(e)}。" # => eとcheckで処理した結果をputsで表示させます。
end

考えてみました。このプログラムが正確に動くかどうかは分かりません。