tcp 3ウェイハンドシェイクについて

Question

tcpの3ウェイハンドシェイクをtcpdumpでキャプチャして見たところ、以下のようになりました。この3回目について質問させてください。2行目でシーケンス番号:325204391が送られているので、3行目では、1プラスされた、確認応答番号：325204392が記載される事を想定していましたが、"ack 1"と記載されています。
・2行目のackは確認応答番号を示していて、3行目のackはackフラグを表しているのでしょうか？
・3行目に確認応答番号は、記載されない仕様なのでしょうか？

どなたか詳しい方、教えてください。何か勘違いしているところがあれば、遠慮なくご指摘ください。

20:44:04.934769 IP 192.168.99.1.57535 > 192.168.99.101.http: Flags [S], seq 3819275350, win 65535, options [mss 1460,nop,wscale 5,nop,nop,TS val 977264774 ecr 0,sackOK,eol], length 0
20:44:04.934823 IP 192.168.99.101.http > 192.168.99.1.57535: Flags [S.], seq 325204391, ack 3819275351, win 28960, options [mss 1460,sackOK,TS val 37968152 ecr 977264774,nop,wscale 7], length 0
20:44:04.934996 IP 192.168.99.1.57535 > 192.168.99.101.http: Flags [.], ack 1, win 4117, options [nop,nop,TS val 977264774 ecr 37968152], length 0

・オペレーテングシステム
ホスト：Red Hat Enterprise Linux Server release 7.3 (Maipo)
クライアント：macOS

Answer 1

tcpdumpはデフォルトでシーケンス番号を相対表示します。-Sオプションをつけることで実際の番号が表示されます。

Comments

[hirdd]

みる事が出来ました。ありがとうございます。

Answer 2

3行目のack 1は、2行目のseq 325204391に1をプラスしたもの、つまりseq 325204392 を意味しています。
tcpdump はTCPの３ウェイハンドシェイク冒頭の SYN とこれに続く SYN+ACK についてのみ実際のシーケンス番号とACK番号を表示しますが、この後に続くACKやユーザーデータを含むパケットについては、データのバイト数とACKしたバイト数として理解しやすいように、このように表記されます。

ご参考になれば。

Comments

[hirdd]

そういう事だったのですね。理解できました。ありがとうございます。