オラクルのシノニムについて教えてください

Question

いつもありがとうございます。
オラクルのシノニムについて教えてください。

あるシステムのoracleのデータを自社システムから参照するのに、
テーブルやビューではなくシノニムで公開する、と連絡がありました。

公開データの取り決めをし、シノニムの定義をもらおうと思うのですが、そもそもシノニムの認識として下記で正しいか教えてください。
下記であれば、SELECTのみをする側としては、意識しないとテーブル、ビューと同じであると考えています。
DB：oracle

できること）
・テーブルやビューに別名をつけることができる。
・他のDB、サーバのものでも設定次第でアクセスさせられる。
・リアルタイムに書き込まれたデータを参照可能である。
（＝テーブル、ビューと同じ）

ビューとの違い）
・シノニムは物理テーブル
・なので、検索が速い

どうぞよろしくお願いいたします。

Answer 1

「CREATE SYNONYM」
https://docs.oracle.com/cd/E16338_01/server.112/b56299/statements_7001.htm

シノニムとは、表、ビュー、順序、演算子、プロシージャ、ストアド・ファンクション、パッケージ、マテリアライズド・ビュー、Javaクラス・スキーマ・オブジェクト、ユーザー定義オブジェクト型または別のシノニムに付ける別名です。

テーブルやビューだけではないです。

Comments

[xxhiroxx_chan]

回答ありがとうございました。
基本的な認識ができました。

Answer 2

SYNONYMの使用例を参考に。

SYNONYM はただの別名です。上記の提示例では何らかの事情でスキーマが変わった時SYNONYMを変更売るだけで済むもので、実行速度には関係ありません。

Comments

[xxhiroxx_chan]

早速ありがとうございました。感謝です。

シノニム作成側ではなく、使用する側からすれば、与えられたユーザを用いてテーブル、ビューにアクセスするのと、ほぼ同じと考えてよいのですね。
今回の使用例では、データ公開側がシノニムを用いることで、情報を限定して公開できる、という公開側のメリットの話と認識しました。

もし理解が間違っていたら教えてください。

[sazi]

> データ公開側がシノニムを用いることで、情報を限定して公開できる
公開側で行うのは権限の設定（外部からの参照を許可する等）です。
利用側ではデータベースリンクの設定が必要です。

[Orlofsky]

上記に書きましたが、SYNONYM はただの別名で
他スキーマのテーブルやVIEWなどのSELECTなどの権限はGRANTで付与、
https://docs.oracle.com/cd/F82042_01/sqlrf/GRANT.html#GUID-20B4E2C0-A7F8-4BC8-A5E8-BE61BDC41AC3
REVOKEで取り消します。
https://docs.oracle.com/cd/F82042_01/sqlrf/REVOKE.html#GUID-BAAD2331-40A5-4366-86CA-BAA6B957E866

他のOracle Serverなどの権限が必要なら CREATE DATABASE LINK
https://docs.oracle.com/cd/F82042_01/sqlrf/CREATE-DATABASE-LINK.html#GUID-D966642A-B19E-449D-9968-1121AF06D793
データベース・リンクの削除はDROP DATABASE LINKで、
https://docs.oracle.com/cd/F82042_01/sqlrf/DROP-DATABASE-LINK.html#GUID-89856C55-29FB-4B52-84A9-E53B8D115864

権限とSYNONYMはセットで使うことが多いですが、別の機能です。

使うかはともかく、自分のOracle ユーザー内のテーブルやVIEWのSYNONYMを作ることも可能です。この時は権限の付与は不要です。

[xxhiroxx_chan]

ありがとうございました。
Orlofskyさんの説明により、SYNONYMについて深く理解することができました。
SYNONYMは、テーブル、ビューなどのオブジェクトに対して別名をつけることができるもので、
それ以外で私が言っていたことはSYNONYMの機能ではないことを理解しました。