ブログに最も必要なのは、HTMLとかそういう技術ではなく、サービスを借りるためのお金でもなく、検索エンジンに引っかかるためのSEO対策でもなく、話題にするためのネタです。
ブログは書くためのネタがあって初めて成り立ちます。これは「ブログを書くのが目的」ではなく「何かを書くためにブログを使う」という立場でなければ難しいです。ブログは情報発信の手法の一つに過ぎません。とりあえず「書きたい物がある」が大切です。日常のちょっとした事でも、技術的な事でも、趣味の話題でも何でもかまいませんが、ネタが無ければ、何も書けません。
次に必要なのは文章を書く力です。速攻で下記ような流行(?)を絡ませた文章を書けなくてはなりません。
ブログはですね、
基本的にはインターネットの、ブラウザといわれるアプリケーションで見られていまして、
若干ゃ情報が、溢れているところなので、
そういったところで読みやすいようにブログ、あの、縦長いページ体で。
であと画像も大きいので、近くの文字を見えるように。
文章力ぅ…ですかねぇ…
わかるところに、スッと、頭に入るテキストでして、
結構面白いところが好きなので、
軽々と1ページ2ページは余裕で見てくれますね。
書いても誰も読まなければただの駄文です。良い文章というのは大変難しいです。国語が3(10段階評価)だった私が言うので間違いありません。読んでくれる文章というのは次のような特徴があったりします。
大前提です。読みやすくなければ誰も読みません。
内容が頭に入らないような文章はみんな避けます。難しいことをいかにわかりやすくできるかは理解力の向上にも繋がります。
間違っている情報は初めから無い方がマシです。正確な情報を伝えましょう。
何かに役に立つというのは重要です。ここでの為になるは知識を増やすということだけとは限りません。日常の何気ない事でも、誰かにとっては為になることもあるのです。例えば、忙しくて旅行に行けない人が旅行者のブログを読んで旅行に行った気分を味わえたら、それそれでその人の為になっていると言うことです。
私はこれが一番重要だと思っています。読むことを辞める理由はつまらないからです。読んでいて飽きないように工夫することが重要です。
最後の「面白い」とは単にギャグを入れれば良いとか、そんな単純なことではありません。面白いけど、考えさせられ、そして、為になる、そんな文章であれば、誰でも読みたくなるし、そして、役に立つ物になると思っています。
私はときたまQiita(技術系のブログのような物)に文章を投稿していますが、真面目さの中に元ネタがある何かを仕込んだり、何かしらのオチを入れたり、皮肉交じりで構成したりしています。読んでくれなければ、どんな文章でも無駄です。なので、為にもなるけど、読んでいて面白かったと言われるような文章を目指しているつもりです。その方がずっと頭に入りやすいですし、ずっと覚えていてくれると思うからです。
あとは、ネタを文章にするだけです。ブログはどこでも良いです。ただ、何を書くかによってどこが良いのかというのはありますので、まずは何を書くつもりなのかです。オーソドックスにWordpressやアメバブログ、Livedoorブログ、Seesaaブログ、ハテナブログでもいいですし、技術系特化ならQiitaにするとか、友だちとの繋がり重視ならFacebookやGoogle+にするとか、短文ならTwitterにするとか、匿名なら増田にするとか、やりたいものに合わせるのが良いでしょう。