Ruby 文字列の結合 +と式展開の違い

Question

https://github.com/cookpad/styleguide/blob/master/ruby.ja.md

cookpadの規約にあるのですが、

[SHOULD] 文字列リテラルに対して String#+ を用いて他の文字列を連結してはならない。式展開を使用すること。

この文字列結合時に式展開を利用する理由とは何でしょうか？
処理速度向上など何か理由があっての規約でしょうか？

Answer 1

「bad」として例示されている記法の中には、特に悪いと思えないようなものも存在しているが、その理由はコードの一貫性を保つためである。

と書いてあります。ですから理由としては「コードの一貫性を保つため」となろうかと思います。

そして、なぜ式展開を使用することが選ばれたのかは、maisumakun さんのおっしゃることが理由だろうと推測されますが、これに明確に答えられるのはクックパッド社だけであろうと思います。

Comments

[dongw]

回答ありがとうございます。
規約として一貫性を保つために採用している、ということですね。
ここに何故？と思うのはちょっと時間のムダかもわかりませんね。

Answer 2

はい、オブジェクトの生成個数が違ってきます。

リテラル文字列からの連結にすると、「文字列リテラル」と「完成形の文字列」の2つのオブジェクトが生成されますが、変数展開すれば結果しか生成されないので効率的です。

Comments

[dongw]

回答ありがとうございます。
moge = "あ"
hoge = "い"
の2つの変数が存在する場合は
moge + hoge
と
"#{moge}#{hoge}"
のどちらとも結果しか生成されないと思うのですがこの場合はどうなるのでしょうか？

[maisumakun]

だから、「文字列リテラルに対して」なのです。両者が変数の場合は対象外です。

[dongw]

失礼しました。
文字列リテラルのときだけ対象なのですね。ありがとうございました。