OpenStack上のcentos6が起動しない。

Question

やりたい事

/etc/fstabの設定をミスしてしまったようで、サーバ再起動時に、サーバのOSが起動しなくなってしまった。
そのため、どうにかしてそのサーバを立ち上げたい。

環境

OpenStack上に、centos6で稼働中。

状況

以下の画面の状態で何も受け付けない。

試したこと

何とか、メンテナンスモードで立ち上げようと、再起動して、「esc」「e」を入力したが反応しなかった。

重要なサーバが起動しなくて、困っているので、
なんでも、策がありそうならご教授いただけるとたすかります。

Answer 1

CentOS6など、Kernel2.6系以前だとEDD (Enhanced Disk Device)を有効にしていると起動中にフリーズするなんて話が昔からあるようですが。
以前は起動していたのでしょうか？
OpenStack上の仮想マシンが起動しないという話であれば、virt-editコマンドでgrub.confにedd=offがあるか確認して、なければ追加してみるとか。

virt-edit -a 仮想マシンのディスクイメージ /boot/grub/grub.conf
※仮想マシンは必ず停止状態で。

もし原因が/etc/fstabの変更のせいと確実に特定できているなら、上記の方法でfstabを変更前に戻してみるとか。

Comments

[IPU]

回答ありがとうございます。
/etc/fstabには、問題がなく、grub.confを修正するこで、サーバ起動することが出来ました！
本当に助かりました。

ちなみに、もし知っていたら、教えてほしいのですが、grub.confって、/etc配下にも存在すると思うのですが、これはどちらがどちら用などの用途があるのでしょうか？

[kanbeworks]

おお、起動できて良かったです。

grub.confについてですが、/boot/grub以下にあるのが実体で、/etcの下にあるのはシンボリックリンクです。
LinuxやUNIX系のOSの場合、ディレクトリ構成や格納するファイルの種類についての標準を定めた「Filesystem Hierarchy Standard」(FHS、ファイルシステム階層標準)というものがあります。
CentOSやRHELなんかも「FHS準拠」をうたっているので、この決まりに従ってディレクトリ構成やファイルの配置をしています。
FHSによると、システム全体に関わる設定ファイルとかは「/etc以下に置くこと」となっており、grub.confもそういう設定ファイルの一種なので「/etc以下」に置かなければなりません。
でも実際には「/boot/grub」に置いているので、「/etc以下にあるように見せる」ため、シンボリックリンクを張っているとか、そんな感じだったと思います。
そのため、実際に起動に関わるのは「/boot/grub」以下にあるほうです。

[IPU]

追加での質問までご丁寧に説明して戴いて、すごく勉強になります。
そっか、どうりで同じファイルじゃない？って思ってましたが、シンボリックリンクになってたのか。