WHERE句で前日分

Question

SQL ServerにおいてWHERE句として、前日分を条件として指定する際に
最もコストが抑えられるのはどのような記述の仕方でしょうか。

日付型項目(yyyy-mm-dd hh:mm:ss)

日付型項目 >= DATEADD(d, -1, GETDATE())
and 日付型項目 < DATEADD(d,0, GETDATE()))

とかですかね？

Answer 1

アプリケーションから ADO.NET を使ってクエリ発行 / データ取得を行うのであれば、アプリケーションを含めたコスト（開発工数、保守工数、セキュリティ、最適化など）を考えてはいかがでしょう。

たとえば、クエリは以下のようにパラメータ化して、パラメータはアプリから渡すというように。そういうアプリは、Visual Studio のウィザードを使ってほとんど自力でコードを書くことなく実装できますし。

SELECT [OrderID], [CustomerID], [EmployeeID], [OrderDate] 
    FROM [Orders] 
    WHERE (([OrderDate] >= @OrderDate) AND ([OrderDate] <= @OrderDate2))

Answer 2

前提として、DB のカラムに対して何らかの関数を適用するのはお勧めしません。
なぜならこれをやると、そのカラムにはインデックスが効かないからです。

よって、前日を示す日時による挟み込みを行うのが適切でしょう。

とどのつまり、例に挙げられた方法が一番かと思います。
その上でそのカラムにインデックスを付ける、くらいですかね。
※もっと大規模だとそもそも日付単位でパーティション分けするとかもあり得ますが

そしてその上で実際の実行計画を見てチューニングすることになるかと思います。

Comments

[hsk]

仮に「暦日の前日（時刻部分を無視した前日）」としてhihijijiさんのご回答を混ぜると

日付型項目 >= DATEADD (d, -1, CONVERT (date, GETDATE())) AND 日付型項目 < CONVERT (date, GETDATE())

のようになりますね。

Answer 3

SQL Server の処理は、SQL文全体をクエリオプティマイザが解釈して実行計画を立て、コンパイルし実行します。
ですからWHERE句だけでの最適解はありません。
また、クエリオプティマイザは統計情報やバージョンによって細かい挙動が変わってきます。
よってSQL文全体の最適解もその場の実行環境でのみ有効です。

それを踏まえたうえでのアドバイスとしては、

1. クエリオプティマイザが解釈しやすいように極力シンプルに書く。
2. キャッシュは期待してもいい。

です。

そこで私のお勧めは、
CONVERT (date, 日付型項目) = DATEADD (d, -1, CONVERT (date, 日付型項目))
です。

CONVERT (date, 日付型項目) を2度書くのは冗長ですが、それはクエリオプティマイザに期待します。

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PS.ここまで書いて何ですが、tacsheavenさんに一票入れました。