JVMのダンプファイル作成パスがおかしい件

Question

APサーバ起動時にオプションとして、ダンプファイルを作成するように引数を加えました(パスを/opt/tomcat/logs/jfr/としました。)

$java -XX:+UnlockCommercialFeatures -XX:+FlightRecorder -XX:FlightRecorderOptions=disk=true,dumponexit=true,dumponexitpath=/opt/tomcat/logs/jfr/ tomcat

その後、フライト・レコーダの確認をしたところ
$jcmd 557 JFR.check

Recording: recording=1 name="tomcat_srv" filename="/opt/tomcat/logs/diagnostic_images/__tmp4293537071135313398.jfr" compress=false maxsize=1.5GB (running)

となっており、diagnostic_imagesに作成されておりました。(中身は空っぽでした)

何故指定したダンプファイルが作成されないのでしょうか。またからなのはなぜなのでしょうか。

マニュアルには
JVMの終了時に常に記録データを保存するには、次のコマンドを使用します。
-XX:FlightRecorderOptions=dumponexit=true,dumponexitpath=<path>
とあったので、何かしらの情報が保存されるかと思っておりました。

APサーバ:Tomcat8.5
Java:JDK1.8
OS:CentOS7

参考にしたサイト
https://docs.oracle.com/cd/E28613_01/web.1211/b65916/using_flightrecorder.htm#CHDJDECC
http://tech.furyu.jp/blog/?p=4779

情報お持ちの方がいらっしゃいましたらご教示頂けますと幸いです。

Answer 1

dumponexitpathは「JVMが終了するとき」に作成されるパスを指定します。

フライト・レコーダはJVM起動中には収集した一時データをdiagnostic_imagesに保存し、
JVM終了時に一時データから完全なデータに変換します。

フライト・レコーダに関連するオプションは以下のURLが参考になりますので、
他のオプションも含めて一読されると良いかと思います。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/technotes/tools/unix/java.html

Answer 2

(https://docs.oracle.com/) 表3-5 -XX:FlightRecorderOptionsのパラメータ
|Left align|Center align|
|:|:-:|
|dumponexit=true｜false|このパラメータはR28.1の新機能です。R28.0では機能しません。 ...略... |
|dumponexitpath=path|このパラメータはR28.1の新機能です。R28.0では機能しません。 ...略... |

とR28.0では機能しないようですがバージョンの要件は満たしてますか？