「WITH PARSER ngram」がどのような機能なのかよく理解できません

Question

実現したいこと

MySQLの全文検索で「WITH PARSER ngram」という記述は必要なのか？どのような効果があるのか？を知りたいです。

もし大事な効果があり必要性が高い場合、次のエラーを解消する方法を知りたいです。

宜しくお願い致します。

発生している問題・エラーメッセージ

CREATEに失敗しこちらのエラーとなりました。

#1128 - Function 'ngram' is not defined

該当のソースコード

こちらのように「WITH PARSER ngram」を記述した場合のエラーです。

CREATE TABLE a_test (
	ID INT(10) UNSIGNED NOT NULL AUTO_INCREMENT,
	contents VARCHAR(500) CHARACTER SET utf8mb4 NOT NULL,
	PRIMARY KEY (ID),
	FULLTEXT full_index_a_test (contents) WITH PARSER ngram
);

試したこと

どうやら 'ngram' の辺りが悪いみたいなので消して、次のように記述したらCREATEが成功しました。

CREATE TABLE a_test (
	ID INT(10) UNSIGNED NOT NULL AUTO_INCREMENT,
	contents VARCHAR(500) CHARACTER SET utf8mb4 NOT NULL,
	PRIMARY KEY (ID),
	FULLTEXT full_index_a_test (contents)
);

しかしこれを消していいものかどうか？わからないので詳細を知るべく検索ましたが、ドキュメントを見ても、機械翻訳で要領を得ません…

Qiitaの記事なども目を通したものの、「WITH PARSER ngram」という記述の効果に関する言及が見当たらず…

質問まとめ

そこで質問なのですがこの「WITH PARSER ngram」という記述はどのような効果があるのでしょうか？

消した場合に大きな効果の違いがあればエラーを解消したいので、エラーの原因や解消の方法がお分かりの場合はそちらもご教示頂けますと幸いです。

消してもその違いが許容できるものならば、消してCREATEしようと思っています。

環境・バージョン

使用しておりますデータベースはXserverで契約した「MariaDB 10.5」になります。
ご回答何卒宜しくお願い致します。

Comments

[yambejp]

環境はXAMPPかなにかでしょうか？

[macchaccha]

コメントありがとうございます。いえ、XserverのphpMyAdminで実行しています。

[hoshi-takanori]

MariaDB 10.5 does not support the ngram and MeCab full-text parser plugins だそうです。
https://mariadb.com/kb/en/incompatibilities-and-feature-differences-between-mariadb-105-and-mysql-80/

[macchaccha]

コメントありがとうございます。使えないのですか…。MariaDB 10.5 は結構新しい方だと思うのですが、日本語の全文検索が使えないとなるとかなり制限されますね。

Answer 1

そこで質問なのですがこの「WITH PARSER ngram」という記述はどのような効果があるのでしょうか？

日本語の場合、単語間のスペースがないので、インデックスを作る前に文章を切り分ける作業が必要となります。WITH PARSER ngramはそのパーサーの指定です。

指定しない場合、「特別な切り分け処理はせず、スペースで区切る」という動作になります。タグリストや英文など、スペースで切れているものならこれで構いませんが、通常の日本語の文章に使うとほとんど役に立たないインデックスにしかなりません。

Comments

[macchaccha]

ご回答ありがとうございます。それならば消すわけにはいきませんね。

エラーは通常生じないハズのものでしょうか？「MariaDB 10.5」だと効かないとか、そういうことではないですよね？

[maisumakun]

単に、「このサーバに必要なプラグインが入っていない」ということかと思います。共用サーバでは変更不可能な可能性が高いです。

[macchaccha]

ご返信ありがとうございます。どうやらそのようです。「質問への追記・修正の依頼」にてhoshi-takanoriさんがその旨リンクを貼って下さいました。