ER図の書き方

Question

ER図の書き方についての質問です。
「達人に学ぶDB設計徹底指南書」という本を読んで勉強しています。
次のような問題を考えます。
次に示す5つのテーブルを、IE表記法によりER図を記述してください。

回答はこちらです。

一方、私が考えた回答はこのようになってしまいました。

ER図では循環させることはないのかなと思い、検索して見たところ、循環しているER図を見つけることはできませんでした。
循環させると何か不都合があるのでしょうか？
個人的には見づらくなるので、避けられるものなのかと思いましたが、どうなのでしょうか？
お分かりの方、回答お願いします。

Answer 1

###循環エンティティ

循環させると何か不都合があるのでしょうか？

ないと思います。「部品表 ERD」で検索してください。部品表は、親部品と、親部品を構成する子部品の関係をひとつのエンティティで表し、自身への関連があり、関連が循環します。

###FKの強い制約

親子関係を作る時、考えなければならないのは、子のPK(プライマリキー)に親のFK(外部キー)を含めるかどうかです。FKを子のPKに含めると、親のエンティティが存在しなければ子のエンティティを作れなくなります。

上の例では、支店にエンティティを追加するには、FKで参照する支社のエンティティが先に存在しなければなりません。依存性を考えると、支店商品は支店との親子関連だけがあればよく、支社に線がなくても良いです。つまり、支社、支店、支店商品の順に直線的なエンティティ関連を作れば良いのです。ERD作成時に気をつけなければならないのは、不要な関連を削除して規約な関連にすることです。

最後に、FKの強い制約を避けるために、あえてFKにしない、FKをPKに含めなく別の属性にする(FKにnullを指定できるようにする)、などのやり方があります。

Comments

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございます。
次のような解釈で問題ないでしょうか？
支店商店テーブルはPKとして、3つのレコードを持っており、本の回答では支店商店テーブルから伸びる線につながるテーブルは支店テーブルと商品テーブルの二つであり、PKに関連する内容は網羅している。したがって、支社テーブルを線で繋ぐ必要はない。

[退会済みユーザー]

はい、冗長な関連は削除してください。

[退会済みユーザー]

回答ありがとうございました。