「達人に学ぶDB設計徹底指南書」という本を読んでいます。
その本の中に次のような記述がありました。
データーベースのクラスタリング設計に関しての記述で、Active-Standby方式とActirve-Active方式の二つの方式を説明しています。
Active-Standby方式では、通常、動いているのは現用系だけで、もう一方の待機系は全く処理をしません。ただ、現用系に障害が発生した場合には待機系に置き換わり、少ない停止時間でシステムが復旧できるという利点があります。
いまいちわからないのは次のActive-Active系におけるシェアードディスク方式についてです。
「いずれにせよ、Active-Standby方式というのは、基本的にサーバ2台で構成し、しかも動いているのは1だいだけなので、性能はスタンドアロンと変わりません。これにプラスして性能の向上も目指した方式が、Active-Active方式です。名前の示すとおり、この構成では待機系というサーバーは存在せず、すべてのサーバーが現用系です。したがって、処理を各サーバーに分散することができ、かつ台数も(理論的には)特に限定せず増やしていくことができるので、信頼性のみならず性能的にも有利な方式と言えます。
まず一つ目がシェアードディスク方式です。これはディスクだけをサーバー間で共有して、CPU、メモリ、ネットワークと言った資源は分離する構成です。この方式の利点は、どのサーバからも共通のデータを参照・更新することができるため、どのサーバに障害が発生しても、残りのサーバで処理を継続することができるという柔軟性にあります。一方で、共有資源となるディスクがボトルネックポイントになりやすく、それが原因でサーバー台数を増やしても性能向上が頭打ちになってしまう、という欠点があります。
また、このシェアードディスク方式をサポートしているDBMSは、本書の執筆時点ではOracleとDB2だけです。「え、二つだけなの?」と思うでしょう。このActive-Active方式は、Web/APサーバーのクラスタリングとしては非常にポピュラーなのですが、DBサーバでは難しいのです(この難しいというのはベンダーとシステム開発者の両方にとってです)。それは、基本的にWeb/APサーバが次にいられるシェアードナッシング方式で十分要件を満たせるのに対し、DBサーバはどうしてもシェアードディスク方式でないと要件を満たせないことが多いからです。」
最後の文章についてなのですが、DBサーバはどうしてもシェアードディスク方式でないと要件を満たせないのであれば、シェアードディスク方式でないといけないということではないのでしょうか?
お分かりの方、解説お願いします。
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