ChangeLog全てを読んだわけではありませんので、一般的なマイナーバージョンアップの注意事項として述べさせていただきます。
【メリット】
- 追加された新しい機能が使える。
- パフォーマンスが向上されている場合がよくある。
【デメリット】
- 未発見のバグが多く潜んでいる。(特に、新しい機能周りは)
- 逆にパフォーマンスが落ちる場合がたまにある。
- 古い機能が削除されている。
- アプリによってはサポートしていない。
アプリやライブラリによりますが、メジャーバージョンアップの場合は上記がさらに顕著になり、加えて「互換性が無い部分がある」がデメリットに追加されます。
古い機能を使っていると言うことが無ければ、互換性の問題はほとんど発生しません。一番気をつけるべきなのは「未発見のバグが多く潜んでいる。」ことです。新しい機能部分にバグがまだ多いのは当たり前ですが、その影響で、既存の機能でもバグが発生する場合があります。また、新しい機能部分を突いたセキュリティホールが発見されることも珍しいことではありません。パッチバージョン(1.1.0->1.1.0a->1.1.0bという感じ)が進むにつれてこれらのバグは減っていくことになります。
このようにリリースされたばかり(パッチバージョンが0)の場合は、通常よりもバグが多い可能性が高い事に注意すべきです。ただ、これらのバグのほとんどは特殊な条件下でのみの発生になりますので、影響が受けない場合の方が多いです。これは確率の問題あり、パッチバージョンが進んだからと言って、バグにぶち当たる可能性が0になるわけではありません。あくまで、多いか少ないかの問題です。
企業によってはマイナーバージョンが上がった場合は、次のパッチバージョンが出るまでまったり、半年から一年など一定期間様子を見たりする場合があります。ただ、古いのを使い続けると、いつの間にかサポートしていないと言うこともありますから、いつまでも上げないという選択肢はありません。本番環境ではしばらく上げずに様子を見る、開発環境では次のリリースに向けて最新版でテストをするというのが良いかもしれません。
なお、メジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョン等でどれだけ変わるのかはアプリやライブラリによって方針が異なりますので、ご注意ください。
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2016/09/24 00:47