MySQLのONとUSINGについて

Question

MySQLではJOINでONとUSING()の違いはなんでしょうか。

私が知る限り、USING()の方が便利な構文でONはカラム名が一致しない時に、より柔軟であるという違いです。

なので、他に何か違いはあるのでしょうか。もしあるならばどのような時に使い分けるべきですか。

Answer 1

基本的にはシンタックスシュガーですが、他にもちょっとした違いはあります。

ONの方が一般的です。1つは、列のセットでもON状態のテーブルを結合することができます。

下記に例を載せておきます。

SELECT * FROM movie_world.City JOIN movie_world.Country ON (City.CountryCode = Country.Code) WHERE ...

USINGは両方のテーブルがまったく同じ名前のカラムを共有しているときに便利です。

この時2つのテーブルが融合します。この場合1つはこのようにいいます。
SELECT ... FROM movie JOIN movie_actor USING(movie_id) WHERE ...

また、さらに便利なことに、融合するカラムを完全に分類する必要もありません。
SELECT movie.title, movie_id FROM movie JOIN movie_actor USING(movie_id) WHERE ...

いかに便利かというと、ON上で上記を行うには以下を書く必要があります。
SELECT movie.title, moive.movie_id FROM moive JOIN moive_actor ON (moive.moive_id = movie_actor.moive_id) WHERE ...

SELECT clause内の"movie.movie_id"識別に注目してください。"film_id"とだけ言うと無効になってしまいます。

USINGを使って融合から"select *"するとしたら、融合するカラムは結果セットに一回しか表示されません。しかし、ONだったら二回現れます。