$GOROOT
についてですが、これを設定すべきな場面は非常に限られます。詳しくはこのリンクを参照していただきたいのですが、簡単に言えばapt
とかgvm
みたいなバージョンマネージャとかを使ってインストールしたのであれば設定する必要はないはずです。
($GOROOT
や$GOOS
、$GOARCH
などの環境変数の役割についてもさきほどのリンクで触れられています)
次に$GOPATH
について。これは少し事情が複雑になります。
まず$GOPATH
の役割なのですが、Go言語でパッケージをimport
したりするときの解決先や、go get
やgo install
をしたときのパッケージやバイナリのインストール先を決定すること等に使われます。
($GOPATH
の役割についてはこの文章が分かりやすいです:https://github.com/astaxie/build-web-application-with-golang/blob/master/ja/01.2.md)
なので$PATH
に$GOPATH/bin
を追加しなければいけません。
しかし、この場所をどこにしなければいけない、ということは特に定められていません。適当にそれっぽい名前のディレクトリにしてしまって問題ないです。(参考:GOPATH は適当に決めて問題ない - Qiita)
ただし、このようにするとグローバルにインストールされたパッケージとプロジェクト毎のパッケージが混在してしまい問題になります。
昔はプロジェクト毎に$GOPATH
を分けるなどして対処していたのですが、最近は(Go1.5になって)venderという機能が追加されある程度解決されました。
詳しい説明はこのリンクに譲りますが、glideというツールを使うといいと思います。
なにやらごちゃごちゃしてしまったのでまとめます。
$GOROOT
は設定しなくてもよい(恐らくは)
$GOPATH
は適当に決めた一箇所に設定する。
$PATH
に$GOPATH/bin
を追加する。
- vendering管理ツールとしてglideを使う。
そして設定方法ですが、$HOME
ディレクトリ直下にある.bashrc
というファイル(隠しファイルになっています)に以下の内容を追記してください。
bash
1# ここでは仮にGOPATHを~/goということにします(別に他の場所でも構いません)
2export GOPATH="$HOME/go"
3export PATH="$GOPATH/bin:$PATH"
そしてglideのインストール方法と使い方ですが、端末を起動して、
console
1$ curl https://glide.sh/get | sh
でインストールできるはずです。使い方についてはさきほどのリンクを参考にしてください。
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2016/07/26 06:40