Windows2019環境のHyper-v通信遅延について

Question

お世話になっております。
顧客のWindows2012 Hyper-V環境で動作していたHyper-Vゲスト（Windows2008,Windows2008R2)をエクスポートし、Windows2019 Standard Edition上のHyper-VのゲストOSとしてインポートし、動作させようとしております。
ゲストOSに通信するWindows10上で動作するクライアントアプリケーションがあるのですが、Windows2019にエクスポートしたゲストOSに通信すると通信遅延が発生する事象が発生しております。

遅延の要因は不明ですが、類似の事例を検索して、対策として
・NICのオフロード設定無効化
・NICのRSSの無効化
・VMQの無効化
・ネットワークドライバのアップデート
を検討しております。
他に検討すべき対応策をご存知の方がいらっしゃいましたらご教示下さい。

Comments

[y_waiwai]

通信遅延が発生、というなら、具体的にどれだけの遅延が発生してるのかとか、どういう不具合があるのかなどの詳しい状況説明を行いましょう

[syuichiy]

ご指摘ありがとうござます。
WindowsクライアントからWindowsゲストOSに通信を行なっております。
通信遅延がどのくらいかですが、PINGで65500バイトの送信で
①Windows2012サーバでゲストOS稼働時
Windowsクライアント→Windows2012サーバ：最少1ms/最大2ms/平均1ms
Windowsクライアント→Windows2008ゲスト：最少1ms/最大2ms/平均1ms
Windowsクライアント→Windows2008R2ゲスト：最少1ms/最大2ms/平均1ms
②Windows2019サーバでゲストOS稼働時
Windowsクライアント→Windows2019サーバ：最少1ms/最大2ms/平均1ms
Windowsクライアント→Windows2008ゲスト：最少1ms/最大3ms/平均1ms
Windowsクライアント→Windows2008R2ゲスト：最少2ms/最大2ms/平均2ms
となっております。
Windows2019環境ではオンライン処理は若干もたつく速度で動作しますが、バッチ処理で大量処理を行うと通信処理が失敗します。

[over]

Windows Server 2019 Hyper-Vにおける対応OSが公開されています。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/virtualization/hyper-v/supported-windows-guest-operating-systems-for-hyper-v-on-windows

Windows Server 2008/R2においてはサービスパックを適用する必要があるようです。
こちら満たしていますか?

[syuichiy]

ご指摘ありがとうございます。
ご指摘のサービスパックはWindows2008R2用の（KB2744129）でしょうか？
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/you-cannot-run-a-windows-8-based-or-windows-server-2012-based-virtual-machine-in-windows-server-2008-r2-d8547320-0c1b-af1f-7134-d02688579891
当方、KB3063109はWindows2008R2には適用しておりましたが、KB2744129は適用済みか確認しておりませんでした。確認いたします。ありがとうございます。

Answer 1

Windows2012 Hyper-V環境と、
Windows2019 Standard Edition上のHyper-V環境の設定差分などをご確認ください。

Comments

[syuichiy]

コメントありがとう御座います。

設定と仰っているのはゲストOSの設定のことでしょうか？
基本的にはWindows2012上のゲストOSの設定とWindows2019のゲストOSの設定は同じにしております。
仮想スイッチマネージャのアダプタの設定に関してはWindows2012とWindows2019のNICが異なりますので、そのNIC名称は異なっております。